行政書士は、法的手続きや書類作成を通じて、お客さんのニーズをサポートする重要な役割を果たしています。
しかし、この職業においては「スピード」が求められる理由が多く存在します。
特に、私が現在専門としている相続関連の業務では、その傾向が顕著です。
なぜ行政書士の業務にスピードが求められているのか?スピード重視の業務処理をどのように行っているのか?その背景をお話したいと思います。
開業して間もない行政書士向けの記事です。
参考になれば幸いです。
行政書士がスピードを意識して業務を処理する理由
次の通りです。
- 状況が変わってしまう
- お客さんの心情が変化する
- クレームになる
順番に説明します。
状況が変わってしまう
相続関連の案件では、被相続人(亡くなった方)の状況や家族構成、関係する法律の改正など、様々な要素が影響してくるので、情報は常に変化しています。
このような流動的な状況下で、迅速に業務を進めることができなければ、必要な手続きが変わってきてしまいます。
例えば、相続人が亡くなってしまったり、依頼人が認知症になってしまったりする場合など、相続手続きがどんどん複雑になってしまうので、依頼人にも迷惑をかけることになります。
なので、行政書士は、常に最新の情報を把握し、それを基に迅速に手続きを進めることが求められます。
お客さんの心情が変化する
相続手続きは、行政書士にとっては業務の一つかもしれませんが、お客さんにとっては非常に感情的なプロセスです。
大切な人が亡くなった後に、財産の分配や名義変更などの手続きを行わなければならないため、時間の経過とともに心情の変化が起こる可能性があります。
無駄に時間をかけてしまうと、悪い方向に心情が変化してしまう可能性もあります。
なので、行政書士が素早く処理を行うことで、お客さんの不安を軽減し、安心感を提供することが大切になってきます。
相続人の関係が悪化する
相続は、被相続人への思いやお金が絡んでいるので、相続開始時に良好だった相続人の関係も、時間が経つと悪化してしまうこともあります。
なので、できる限りスピードを意識して業務を処理する必要があります。
相続人の関係が悪化してしまうと、最終的には行政書士の資格では対応できなくなります。
業務を最後までやり遂げるためにも、迅速な対応が必要です。
クレームになる
相続手続きがあまりに遅いと、所属している行政書士会へクレームとして連絡されることもあります。
私が所属している行政書士会でクレーム対応を担当したことのある先生に聞いたのですが、こうしたクレームは珍しくないそうです。
本会の役員や同業者である行政書士に迷惑をかけないためにも、迅速な対応が必要になります。
まとめ
今回は「行政書士がスピードを意識して業務を処理する理由」について、お話しました。
行政書士が「スピード」を意識して業務を処理する理由は多岐にわたります。
その中でも重要なのは、お客さんに対する配慮です。
くれぐれもお客さんの期待を裏切らないようにしましょう。
行政書士は、法律を理解し、急速に変化する状況に柔軟に対応することが求められます。その場その場で最適なサービスを提供できるよう心がけましょう。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
