今回は、行政書士試験の「勉強時間」に関する記事です。
社会人が勉強時間を確保するには?
という質問について解説します。
行政書士試験で社会人が勉強時間を確保するには?
人それぞれ生活スタイルが違います。なので、自分の生活スタイルに合わせて、1日のうちどの時間帯なら勉強する時間を確保できるか考えていきます。
できれば、曜日によって勉強する時間を変えるより、早朝なら早朝、帰宅後なら帰宅後というように毎日同じ時間帯に勉強したほうがいいです。
そうしたほうが、勉強を習慣化しやすいですし、何より集中ができるからです。
時間が確保できたら、その時間帯はできる限り仕事やプライベートの予定は入れず、勉強をするためだけに使いましょう。
同じ時間に勉強をすると集中できる
不思議なもので、毎日同じ時間に勉強をする習慣をつけると、自然とその時間になると心も体も勉強する姿勢になります。
例えば、仕事が終わった後に勉強をすると決めた場合、最初のうちは、仕事の疲れなどで集中できない日が続きます。しかし、それでも続けていると、どんなに疲れていても集中して勉強ができるようになります。
なので、勉強時間は毎日同じ時間を確保できるように考えてみてください。
ちなみに、私は仕事が終わった後の時間と休日を利用して勉強するようにしていました。
行政書士の勉強時間を確保できないときは?
スキマ時間を活用しましょう。
例えば、次のような時間があります。
- 電車を待つホームでの時間
- 待ち合わせに早くついたときの時間
- 寝る前の時間
こうした時間は、一つ一つは5〜10分くらいの時間しかないかもしれませんが、1日に何度もあるので、合計するとかなりまとまった時間になります。
勉強の遅れを取り戻す
社会人として働きながら勉強をしていると、疲れて寝てしまったり、休日に予定が入ってしまったりで、思うように勉強が進まないことがよくあると思います。
スキマ時間を活用すると、こうした突然の予定で遅れた勉強を取り戻すことができます。勉強が遅れると、焦って集中できなくなりますから結構重要です。
なので、気持ちに余裕をもたせるためにもスキマ時間の活用はおすすめです。
ちなみに、理想は、スキマ時間を利用して勉強をどんどん進めておいて、それでできた余裕を突然の予定で使うといった感じです。この方法だと、よほどのことでもない限り、学習スケジュールが大幅に遅れるといったことは起こりません。
毎日続けることが大切
行政書士試験の勉強は、毎日続けることが大切です。社会人をしながら勉強をしていると、仕事の忙しさを理由に勉強をしなくなる期間ができやすくなります。
勉強をやらない期間を作ってしまうと、それまで勉強した内容も忘れてしまいますし、何より勉強をやらない習慣がついてしまいます。
そうなると、行政書士の試験日までに勉強が間に合わない可能性が高くなります。勉強不足で行政書士試験合格は無理です。
行政書士試験のほとんどはマークシートですが、配点の高い記述式問題などもあり、「運」で合格できることはないですからね。
1日どのくらいの勉強時間を確保すればいいのか?
少なくとも1日のうち、次の時間は確保したところです。
- 平日:2〜3時間
- 休日:5〜6時間
人によって差はありますが、このくらいのペースで勉強を進めていると、行政書士試験に合格しやすいです。
試験日の1年前から、このペースで勉強を進めていると、何らかの事情で多少勉強ができない期間が発生したとしても勉強が間に合わないということはなくなります。
私も働きながら行政書士試験の勉強をしていましたが、平日で2時間、休日で5時間以上は勉強をしていました。
1日どのくらい勉強時間を確保していいのか分からない方は、上記の時間を参考にしてみてください。多くの受験生が、このくらいは勉強しています。
1日の勉強時間は途中で調整する
上記の勉強時間は、勉強の進み具合で調整する必要があります。勉強が遅れた状態で、のんびり勉強を続けていてはダメです。
以前、行政書士の勉強を開始するにあたって「学習計画」を立てるべきというお話をしました。その学習計画を確認しながら勉強時間も変えていく必要があります。
勉強が遅れているなら、どこかで取り戻さなければなりません。
私の場合は、休日に遅れを取り戻すようにしていました。勉強が遅れていた時期の休日は、ほとんど丸一日図書館で過ごしていました。
勉強時間よりも「質」が重要
当然ですが、勉強時間よりも、勉強の「質」のほうが重要です。ダラダラと中身のない勉強を続けても意味がないですからね。
上記の勉強時間は、その時間勉強すれば確実に合格できるわけではありません。勉強時間が増えてくると、中身がなくても満足してしまいがちになるので注意しましょう。
時間はあくまで目安で、「質を良くする」ことに集中しましょう。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。