行政書士試験に不合格になった場合、また同じ講座を受講するべきか?

行政書士試験
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行政書士試験の合格率は10%前後なので、毎年多くの方が「不合格になる」という経験をしています。

残念ながら不合格になってしまったとき、次の試験に向けて考えなければならないことがたくさんあります。特に資格の予備校を利用した方は、また同じ講座を受講するべきか考えさせられると思います。

今回は「行政書士試験に不合格になった場合、また同じ講座を受講するべきか?」という質問について解説します。

再び受講するべきかの判断基準についてお話しします。参考になれば幸いです。

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【行政書士試験不合格】また同じ講座を受講するべきか?

まず 再受講した際のメリットについて考えてみましょう。

次のメリットが考えられます。

  • 理解を深めることができる
  • モチベーションの維持ができる

上記に該当するようなら、また同じ講座を受講する価値はあると思います。

順番に説明します。

理解を深めることができる

行政書士試験に不合格になってしまう原因として多いのは、知識や理解が不十分だったということです。

再受講は、同じ部分を再び学習することになりますので、知識が定着したり、理解が深まることが期待できます。

また、一度試験を受けたことで苦手科目がはっきりとわかるので、その部分を徹底的に学び直すことが可能です。

行政書士試験で配点が高い「民法」や「行政法」の知識や理解に自信がない人は、基礎をしっかりと理解するため同じ講座の受講がおすすめです。

モチベーションの維持ができる

資格の予備校を利用すると、同じ目的を持った仲間と出会うことができます。

再び同じ講座を受講することで、そういった仲間とまた一緒に勉強することができます。

行政書士試験の勉強は孤独な作業になることが多いので、仲間と話し合える環境は、モチベーションを維持するのにとても大切です。

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行政書士試験での現在の自分の実力で判断する

再受講するメリットは大きいですが、その前に考えるべきことが一つあります。それは判断をする前に、自分の実力をしっかりと正確に見極めることです。

行政書士試験に、あと一歩で合格できるほどの実力があるのならば、基礎的な講座を受講するより、上級者向けの応用力の鍛えられる講座を受講するべきです。

次にどういった講座を受講すれば「行政書士試験に合格できるか?」を、しっかりと検討しましょう。

ちなみに行政書士試験は、試験結果がハガキで送られてきます。どれだけ点数が取れたのかというのも再受講の判断材料になると思います。

不合格の原因

行政書士試験に不合格になってしまう原因は人それぞれです。なので、原因の内容次第では、再受講する必要がないかもしれません。

例えば、何らかの理由があって、勉強時間を確保できなかったという人は、再受講するよりも、原因となっている問題を解決する方が先です。

そうしないと、再受講しても不合格になった年の繰り返しになってしまいますからね。

ちなみに、知り合いの行政書士で、勉強時間の確保ができないために転職をしたという人もいました。合格後にすぐに開業を考えているのであれば、悪くはない方法ですよね。

他の行政書士試験の対策講座も調べてみる

行政書士試験対策の講座は、様々なものがあります。不合格になった年に受講した講座が自分との相性が悪かったということも考えられますので、他の講座も調べてみることをおすすめします。

行政書士の講座は、オンラインをメインにしているものや、過去問の徹底分析をしているもの、また独学者向けに科目をピンポイントに教えるものなど様々なものがあります。

自分の弱みに合わせて、そういった講座をいくつか選ぶというのも、合格するための1つの方法です。

予備校が変われば教え方も変わるので、その結果、合格する確率が上がる可能性も期待できます。1つの方法にこだわる必要はありません。

まとめ

今回は「行政書士試験に不合格になった場合、また同じ講座を受講するべきか?」という質問について解説しました。

頑張って勉強した結果、不合格になってしまうとこの世の終わりのようにショックを受けると思いますが、不合格だからと言って失敗というわけではありません。

その悔しさを次に生かすことができれば、その不合格も意味のあるものになってきます。

また、再受講するかは、どうして自分が不合格になってしまったのかの原因を追求すれば判断できることもあります。

自分の実力を見極めて、様々な選択肢の中から、自分に最も合うと思うものを選びましょう。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。