行政書士開業で後悔する原因【開業した経験から解説します】

行政書士開業
記事内にプロモーションを含む場合があります

今回は、行政書士の「開業」についての記事です。

行政書士開業で後悔する原因とは?

という疑問について解説します。

この記事で開業後に後悔する原因をまとめました。
該当しそうなら、後悔しない為に準備を整えてから開業しましょう。

スポンサーリンク

行政書士開業で後悔する原因とは?

いくつかあります。

  • 集客ができない
  • 資金が足りない
  • 個人事業主が合わない
  • 実務の知識がない
  • 実務経験を積んでいない
  • 希望する業務ができない

順番に説明します。

集客ができない

行政書士として開業したら「集客」は必須です。
開業したものの思うように集客できず後悔する人は多いです。

できることなら、開業前から、どうやって集客するのか考えておきましょう。

行政書士は、他の職種と比較すると開業しやすい資格ではあります。
パソコンやプリンター、FAXなどを揃えれば開業できてしまいますから。

しかし、周辺の環境を整えるだけでは食べてはいけません。
開業しやすい資格は、必ずしも成功しやすい資格ではありませんからね。

ホームページやPPC広告などで集客に成功する人もいます。ただし、いきなり始めて成功するものではないので、早い段階から試行錯誤していく必要があります。

ちなみに、そういった集客方法がなくても「人脈」があれば何とかなります。

開業するにあたって、同業者や他士業、家族、親戚、友人など頼れる人脈があるのであれば、ちゃんと挨拶状は出しておきましょう。

資金が足りない

資金不足で後悔する人も多いです。

行政書士の資格で開業する際は、パソコンやプリンター、名刺、封筒などの仕事道具のほか、少なくとも半年程度の「生活費」は準備しておきましょう。

取扱業務にもよりますが、軌道に乗るまで半年以上かかるものもあります。
生活ができなければ営業や集客どころではありませんからね。

ちなみに、営業が苦手だったりすると稼げるようになるまで時間がかかります。該当する人は、さらに余裕をもった資金を準備しておきましょう。

個人事業主が合わない

そもそも個人事業主が合わないという人もいます。
開業してみて、合わないのに気が付き後悔するといった感じです。

実は、このケースは知り合いにいました。

結局は廃業してしまったのですが、その人は、仕事ができないわけでも、稼げないわけでも、資金が尽きた訳でもなく、ただ一人で仕事をするのがダメだったそうです。

現在は、会社員になって、仲間と楽しく仕事をしているそうです。
個人事業主になって、すべてを一人でやるという環境が苦手な人は注意です。

実務の知識がない

開業後に実務の知識がなく後悔する人は多いです。
私も、開業前にもっと勉強しておけばよかったと何度も後悔しました。

行政書士は、試験に合格するための知識が実務では使えず、試験合格後に実務の勉強をする必要があります。

実務経験を積んでいない

実務経験を積んでいないことを後悔する人もいます。
これに関しては、私は後悔するのが分かった上で開業しました。

開業する前に実務の経験をできる場所は少ないですからね。
地域にもよりますが、求人なんてほとんどないのが現状です。

私は、いつ出るか分からない求人募集を待っているより、開業して実務を経験したほうが、行政書士として早く成長できると思い開業しました。

ちなみに、実務経験がないと、自信を持って営業ができないとか、実務の勉強ばかりしてしまうなどのデメリットもあるので注意です。

希望する業務ができない

最初から「〇〇業務」をしたいと思って開業した人に多いのですが、自分の希望する業務ができないという後悔です。

その人が置かれている環境や地域に、その業務の需要がないと、食べていくために他の業務をやらなければならなくなります。

行政書士開業を後悔しないためには?

自分が本当にやりたいと思う業務を「専門」にして、徹底的に極めるのがおすすめです。

結局のところ、そういった専門分野を持っていると、ここまで説明してきた後悔するようなことが起こっても何とかなったりします。

「この分野なら誰にも負けない!」というのがあれば、自然と集客はできますし、報酬で資金が足りなくなることもありません。

その分野のノウハウも蓄積されますし、人を雇って事務所を大きくすることも可能です。

まとめ

今回は「行政書士開業で後悔する原因」についてご紹介しました。

後悔する原因としては次のとおりです。

  • 集客ができない
  • 資金が足りない
  • 個人事業主が合わない
  • 実務の知識がない
  • 実務経験を積んでいない
  • 希望する業務ができない

該当しそうな人は、開業する前にできる限り準備を整えましょう。

今回は、ここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。