新人行政書士が最初の依頼を受任するには?【営業方法】

行政書士開業
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今回は、行政書士の「営業」に関する記事です。

新人行政書士が最初の依頼を受任するには?

という疑問について、開業した経験から解説します。

記事の後半では、私や私の行政書士仲間が、最初の仕事をどうやって得たのかについてもご紹介します。

開業したものの、最初の依頼を受任するのに時間がかかってしまっているという方はぜひ読んでみてください。

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新人行政書士が最初の依頼を受任するには?

多くの行政書士が経験していると思いますが、開業後に最初の依頼を受任するのは難しいです。

理由としては、次のとおり。

  • 実務の知識がない
  • 自信がない
  • 人脈がない

こうした理由から積極的に営業できず、最初の依頼を受任するまでに何か月もかかってしまう行政書士は多いです。

確かに、実務の経験どころか知識も乏しい状態では自信は持てないですよね。自信がないと積極的な営業活動も難しくなります。

また、多少自信があっても、人脈がなければ誰に営業していいのかも分からないですよね。

なので、新人行政書士が最初の依頼を受任するためには、次のことが必要です。

  • 実務の知識を増やす
  • 人の集まる場所に参加する

順番に説明します。

実務の知識を増やす

実務の「経験」については、お客さんがいなければどうにもなりませんが、実務の知識を増やすことはいくらでもできると思います。

できる限り、実務の勉強をしましょう。
少なくとも、自分が不安にならない程度まで知識を増やす必要があります。

専門書で勉強して知識を増やしていくほか、先輩行政書士の体験談やアドバイスを聞くのも、とても役に立つのでおすすめです。

人の集まる場所に参加する

とにかく、人の集まる場所には積極的に参加しましょう。
そうすれば、人脈が広がります。

ご存知のとおり、行政書士は業務範囲が広いです。
なので、何が依頼に繋がるか分かりません。

人脈を広げることで、広げた人脈の誰かから依頼がくる可能性があります。

ただ事務所にいても何も起こりませんからね。「行っても意味ないかな?」と思っても、とりあえず人の集まるところには参加するのがおすすめです。

同時にホームページを作成する

ちなみに、上記の2つのことをやるのと同時に、空いた時間でホームページを作成するのがおすすめです。

ホームページは、上位表示されるまで時間がかかります。できる限り早めに作成しましょう。

ホームページを作成するメリットとしては、

  • 信頼性が高くなる
  • 24時間営業活動してくれる

この2つが、大きいです。

例えば、挨拶で名刺を渡しますよね。

それを渡した何人かは、ネットであなたの情報を探そうとするはずです。

その時に、ホームページがあるのとないのでは信頼性が違います。

なので、作っておいて損はありません。

ホームページの必要性や注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
行政書士が開業するにあたってホームページは必要か?【作成する際の注意点】

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行政書士になって最初の仕事はどうやって受任したのか?

現役行政書士が、どのように最初の依頼を受任したのかをご紹介します。

私や私の行政書士仲間の話をまとめました。

次のような方法で、最初の依頼を受任しています。

  • 家族・親戚からの依頼・紹介
  • 知り合いからの依頼・紹介
  • 先輩行政書士からの紹介
  • ホームページ
  • 飛び込み営業

最後の飛び込み営業は、1人だけでしたがすごいですよね。
私にはできませんが、その行動力を見習いたいです。

多いのは上の2つでした。行政書士の資格で開業したことを知った家族や親戚、知り合いなどが、お祝いをかねて依頼をしてくれたり、紹介してくれるケースです。

私も、最初の依頼は家族からの紹介でした。
開業して少し経ったころに、宅建業の免許更新を依頼してもらえました。

どんな依頼でも受けたほうがいい

行政書士としての最初の依頼は、自分がやりたい分野の仕事ではなくても受任するようにしましょう。

その経験は、絶対に無駄になりませんから。

例えば、どんな依頼でも、依頼人に請求書や領収書は発行しますよね。その請求書や領収書を発行する経験をするだけでも価値があります。

最初の依頼が次に繋がる

最初の依頼を完遂させることができれば、その依頼人が次の依頼をしてくれたり、知り合いを紹介してくれたりすることがあります。

新人で多少、業務に慣れていないところがあっても、一生懸命頑張っている姿を見て評価してくれる依頼人も少なくはないです。

また、自分自身も最初の依頼を完遂させたことで、行政書士としての自信に繋がり、次の依頼を獲得するための営業活動が積極的になります。

その業務を経験することでノウハウが蓄積されすし、不安かもしれませんが、最初の依頼は思い切って引き受けるのがおすすめです。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。