行政書士試験に合格するために必要なものとして「モチベーションの維持」があります。
モチベーションが高いと、苦手科目にも意欲的に取り組むことができますが、低いと得意科目ですらやる気にならないといったこともあります。
勉強の進み具合に大きく影響します。
今回は、「行政書士試験の勉強でモチベーションを維持するには?」という疑問について、行政書士試験に合格した経験から解説します。
行政書士試験の勉強でモチベーションを維持するには?
私の場合、次の3つの方法でモチベーションを維持していました。
- 行政書士を目指した理由を思い出す
- ネットで合格体験記を読む
- 思い切って勉強を休む
順番に説明します。
行政書士を目指した理由を思い出す
私には、この方法が一番効果がありました。
行政書士を目指した理由がハッキリしていたので、モチベーションが下がりそうなときに思い出していました。
この方法は、時間も手間もかからないので便利です。
効果は絶大で、初心にかえることでモチベーションを保つことができます。
- 独立開業したいから
- 人助けしたいから
- 人生を変えたいから
人によって、理由は様々ですが、より具体的に思い出すほど効果的です。
モチベーションが上がらない人は、とりあえず勉強のことは忘れて、ゆっくり考えてみてください。紙に書くとさらに効果的です。
ネットで合格体験記を読む
これも、なかなか効果的です。
ネットで検索すると、行政書士試験に合格した人の「合格体験記」をいくつも発見できると思います。それを読みます。
自分と同じように行政書士を目指した人が、勉強をしていく中で、どのような悩みを抱え、どのように乗り越えたかを知ることができます。
- 働きながら
- 家事をしながら
- 育児をしながら
といった感じで、より自分に環境が近い人の合格体験記が参考になります。読むだけで気持ちが前向きになるので、モチベーションの維持に役立ちます。
思い切って勉強を休む
上記の2つをやっても、モチベーションが上がらないときは休みます。
無理に行政書士試験の勉強をすすめても逆効果ですからね。
そういった時は、いったん勉強を中止して休みます。
- 映画を見る
- ゲームをやる
- 友達と遊びに行く
休んだ時は、好きなことをして過ごします。
勉強しないで遊ぶことに、強い罪悪感が芽生えると思いますが、行政書士試験や勉強のことは一切考えないほうが効果的です。
休んでいる最中に「勉強したことを忘れてしまわないか?」と心配する人がいますが、勉強したことは数日くらい何もしなくても忘れません。
行政書士仲間のモチベーション維持方法
モチベーションを維持する方法には、次のようなものもあります。
私の行政書士仲間が実践していたモチベーションを維持する方法です。
- 受験することを周りに話す
- 勉強した時間を記録する
残念ながら私には合いませんでした。
順番に説明します。
受験することを周りに話す
行政書士試験を受験することを、周りに話してモチベーションを維持する方法です。
家族や友人、会社の同僚など、身近な人に積極的に話します。
「試験に落ちたら周りになんて思われるかな?」という気持ちがプレッシャーになり、勉強に励むことができます。
私の場合は、そのプレッシャーが嫌だったので、この方法は使いませんでした。なので、行政書士試験を受験することは、ごく一部の人しか言いませんでした。
これは、人それぞれですかね。
自分を追い込むことで、モチベーションを維持できる人にはおすすめです。
勉強した時間を記録する
行政書士試験の勉強をした時間を、簡単なものでいいので記録します。
4月1日:2時間
4月2日:1時間30分
4月3日:3時間30分
といった感じにです。そして、モチベーションが下がった時に、これまで勉強してきた時間をみてモチベーションを維持する方法です。
勉強時間の合計が増えれば増えるほど、読み返した時に自信につながりますし、ここで頑張らないと、その積み重ねた時間が無駄になるという焦りからモチベーションが上がります。
私の場合は、単純に記録するのが面倒なのと、勉強時間の合計が増えることで、勉強の中身に関係なく「勉強した気になってしまう」というのがありダメでした。
独自のモチベーションを維持する方法を探す
行政書士試験の勉強では、独自の「モチベーションを維持する方法」を探すのがおすすめです。
試験範囲が広く、勉強が長期にわたりますからね。
どこかで必ずモチベーションが下がる時がやってきます。
そんな時に、独自のモチベーションを維持する方法があれば、自分をコントロールして勉強の効率を上げることができます。
勉強する場所を変える
ちなみに、勉強する気がなかなか起きないという人は、勉強する場所を変えてみるのもおすすめです。
私は、よく図書館に行って勉強をしていました。
場所が変わると、気分も変わるので勉強が捗ります。
地域によっては、図書館に勉強スペースがないことがあります。
そういったときは、提携している図書館を調べてみましょう。
自分が住んでいる市区町村の図書館が、その周辺の市区町村の図書館と「提携」している場合があります。その場合、住んでいない地域の図書館を利用することができたりします。
図書館での勉強は気分転換になるのと同時に、適度にうるさい環境で勉強することで、本試験でも集中できるようになるというメリットもあります。そういった意味でもおすすめです。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。