【開業】行政書士以外の業務はやらないほうがいいのか?

行政書士開業
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今回は、行政書士の「業務」に関する記事です。

開業したら行政書士以外の業務はやらないほうがいいのか?

という疑問について、開業した経験から解説します。

行政書士の資格に興味のある方向けの記事です。

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行政書士以外の業務はやらないほうがいいのか?

結論を先に言うと、行政書士以外の業務もやってみたほうがいいと思います。

理由は、行政書士の営業スタイルが時代によって変わっているからです。

「専業」にこだわる必要はありません。

自分の好きなことや得意なことと組み合わせて、特徴のある行政書士事務所を経営したほうが他の事務所との差別化もできます。

先輩行政書士からのアドバイス

「行政書士以外の業務はやらないほうがいい」

この言葉は、私が行政書士会に入会したとき先輩行政書士から言われたアドバイスです。ご年配の先生に多いですが、こうした考え方を持った方もいます。

行政書士会に入会すると、こうしたアドバイスをされることもあります。

若い新人行政書士からすると「なぜ?」と思うかもしれませんが、その昔、行政書士以外の業務をやらないことが美徳とされる時代があったからです。

ちなみに、その先輩行政書士も親切心で言ってくれていることなので、自分の考えとは違ったとしても返答には気を使いましょう。

どちらが正しいか議論をする必要はないですからね。

先輩行政書士とは、できる限り良い関係を築いておくことをおすすめします。

いろいろな業務に挑戦してみる

近年は、行政書士業務以外にもいろいろとやってみたほうがいいという意見が多いです。相乗効果が期待できる可能性がありますからね。

例えば「セミナー講師」や「YouTube」などです。

どちらも、行政書士仲間でやっている人がいて、どんなメリットがあるのかを聞いたことがありますが、やはり売上が伸びているそうです。

セミナーやYouTubeを見た人から、依頼が来ることが多いのだとか。

自分が事務所を出した地域で、まだやっている人がいないならチャンスです。

やらないほうがいい業務

行政書士の品位を落とすような業務は控えるべきです。

本来、個人事業主として行政書士業をやるなら、誰の意見にも縛られないで自由に何でもやるべきではあります。一国一城の主ですからね。

とはいえ、行政書士の品位を落とすような業務は、その地域の他の行政書士にも迷惑がかかる場合もあります。

なので、トラブルを避けるためにも、品位を落とすような業務はやらないほうがいいです。

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先輩行政書士のアドバイスには従ったほうがいい?

先輩行政書士のアドバイスには、従ったほうがいい場合が多いですが「必ず」ではありません。

あくまでひとつの意見として聞いて、どうするかは慎重に判断したほうがいいです。

先輩行政書士のアドバイスを聞いて損害が発生したとしても、その先輩行政書士が責任を取ってくれるわけではありませんからね。

結果がどうなっても自己責任です。

アドバイスを聞かないほうがいいこと

ちなみに、先輩行政書士のアドバイスを「聞かないほうがいいこと」もあります。

それは「集客」に関することです。

例えば、先輩行政書士から「この地域ではDMなんてやっても意味がない」というアドバイスをされたとします。

多くの行政書士が、そのアドバイスを聞いてDMを送ることをやめてしまいます。

しかし、これは、間違いです。
実際にDMを送ってみるべきです。

DMは、デザインや報酬額、地域、取扱業務、報酬額、行政書士の印象や人柄などによって、効果がまったく違ったものになります。

先輩行政書士のアドバイスを鵜呑みにしてDMを送らないのはもったいないです。

他の営業方法も同じです。

  • ホームページ
  • ブログ
  • 飛び込み営業
  • DM
  • セミナー
  • Web広告
  • YouTube
  • チラシ

こうしたものも、自分でやってみないと効果は分かりません。

実は、その昔、この例えのとおりに、先輩行政書士から「DMは意味ない」と言われたにも関わらず、大量にDMを送った新人行政書士がいました。

その結果、いくつもの依頼を受任し、それが行政書士事務所の経営を軌道に乗せるキッカケとなりました。

結局のところ、その先輩行政書士のDMの何かが適切ではなかったのでしょうね。

こうした例もありますので、くれぐれも先輩行政書士からのアドバイスを鵜呑みにして「行動しない」というのはやめましょう。

実際に自分でやってみることが必要です。

ちなみに、DMなどは送ったら終わりではなく、ちゃんと集計して効果を分析しましょう。改良を続けていけばコスパの良いDMを送ることができるようになります。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。