【行政書士試験】他人の勉強時間と比較しても意味がない話

行政書士試験
記事内にプロモーションを含む場合があります

今回は、行政書士試験の「勉強時間」に関する記事です。

他人の勉強時間と比較しても意味がない話をします。

現在、行政書士試験に向けて勉強中の方で、試験日が近づいているのに勉強が思うように進まない、他の人がどのくらい勉強しているのか気になる、という方向けの記事です。

スポンサーリンク

【行政書士試験】他人の勉強時間と比較しても意味がない話

ネットなどで、行政書士試験の情報を収集していると、

  • 半年の勉強で行政書士試験に合格した
  • 法律を初めて学んだが一発で合格できた

などの情報を目にすることがあると思います。

単純にすごいですよね。

行政書士試験の合格率は毎年10%前後の難関試験なのに、こんなにも短い期間の勉強で合格できているのですから。ものすごく頭がいい人なのだと思います。

しかし、同じ試験の受験生として気になる情報だと思いますが、他人の勉強時間と比較しても意味がないのでやめましょう。

  • 半年の勉強で合格できる人がいるのに、私は3年も試験に落ち続けている。
  • 私と同じように法律初学者なのに、一発で合格している

といったように考えても、マイナスにしかなりません。
自信がなくなったり、気持ちが焦ったりと、その後の勉強に悪影響を及ぼします。

ひとつの情報として知っておくのはいいですが、そんな本当かウソかも分からない情報に影響されて、自分の勉強ペースを乱すのは良くないです。

学習計画の重要性

このブログでもたびたび紹介していますが、行政書士試験の勉強には「学習計画」を立てる必要があります。

行政書士の試験範囲は広いので、勉強する期間も長期になります。

試験日から逆算して、

  • どの時期にどの科目の勉強を始めるのか?
  • どの時期までにどの科目の勉強を終わらせるのか?

このように、学習計画を立てることは重要です。

学習計画を立てるメリットとしては、試験日までに試験範囲の勉強を終わらせるためというのもありますが「自分のペースで勉強をするため」というのもあります。

自分で立てた学習計画の通りに勉強を進めていれば、他人がどんなに最短で合格しても気にする必要はありません。

私も学習計画を立てて、黙々と自分のペースで勉強を続けていた結果合格できました。

そもそも他人と比較しても、人によって知識や経験、勉強する環境などが違いますから、比較した結果に思ったことって、ほとんどの場合、意味がないんですよね。

スポンサーリンク

「600時間〜1,000時間」勉強したら行政書士試験に合格できる?

行政書士試験に必要な勉強時間は「600時間〜1,000時間」と言われています。差が400時間もあるのは、人によってもともと持っている知識が違うからです。

  • 法律の予備知識がある人→必要勉強時間が短い
  • 法律の勉強が初心者の人→必要勉強時間は長い

この情報を聞くと、1,000時間勉強をすれば誰でも行政書士試験に合格できそうな感じがしますが、それは違います。

この必要勉強時間はあくまで目安であって、この時間勉強したからといって合格が確実にはなりません。

私は、行政書士試験に3回目の挑戦で合格していますが、3年間の勉強時間を合計すると1,000時間なんて余裕で超えてますからね。

ちなみに、私は行政書士の受験の前に、宅建やマンション管理士などの資格を持っていたので、法律を勉強するのが初めてというわけではありませんでした。

働きながら行政書士試験の合格できる勉強のペース

行政書士試験に合格する人は、毎日「2〜3時間」の勉強をしている人が多いそうです。私も受験生の頃は、平日はこのくらい勉強していました。

人によって勉強する環境が違いますが、働きながらの受験勉強だと、1日の2〜3時間の勉強が限界だと思います。

1日どのくらい勉強すれば合格できるか分からないという方は、この時間を目安に学習スケジュールを立てて取り組むのがおすすめです。

1日の「2〜3時間」のペースで勉強が間に合うのか?

試験日の1年くらい前から、毎日こつこつこのペースで勉強を進めていけば、試験日までに勉強は間に合うと思います。

ただ、毎日勉強ができる人も少ないですよね。

  • 仕事が忙しくて疲れて寝てしまった
  • 家族が病気で看病をしていた
  • 冠婚葬祭に参加していた

上記のような理由で、勉強できないことはよくあります。

私の場合、上記のような理由が原因で勉強が遅れた場合は、休日やスキマ時間を活用して遅れを取り戻していました。

仕事が休みの日の勉強時間は基本的に「5~6時間」確保しておいて、学習計画をもとに調整していくような感じです。

このように、他人と比較しないで、学習計画を立てて、自分なりの勉強ペースを続けていけば、行政書士試験に合格する可能性は高くなるのでおすすめです。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。