今回は、行政書士の「名刺交換」についての記事です。
名刺交換した後に電話やメールでのフォローは必要なのか?
という疑問について答えます。
名刺交換した後に電話やメールでのフォローは必要なのか?
フォローをしない人が多いですが、フォローしたほうがいいです。名刺交換した後は、電話やメール、ハガキなどでフォローするようにしましょう。
そうしないと、すぐに関係が途切れてしまいます。
行政書士の資格で開業後、人脈を増やすために「異業種交流会」や「セミナー」などに参加される人が多いと思います。私も、開業して間もない頃は、よく参加していました。
せっかく、そういった場所に参加して名刺交換して知り合いが増えたとしても、その後のフォローがないと、その場限りで関係は終わってしまいます。
これでは、意味がないですよね。異業種交流会やセミナーは、少なからず時間や費用がかかっているので、世間話だけで終わるのではもったいないです。名刺交換した相手と長く付き合っていけるように努力しましょう。
名刺交換で満足していてはダメ
名刺交換した相手と長く付き合っていきたいなら、名刺を配ったことで満足をしていてはダメです。知り合った日以降は、電話やメール、ハガキで関係を継続させるようにします。
まずは、名刺交換した次の日にメールを送りましょう。
連絡をする目的が関係の継続だけであれば、電話よりもメールのほうが良いと思います。電話だと出ないこともありますし、折り返しをさせるのも悪い感じがしますから。
そして、届くまでの日数を考えるとハガキだと遅いので、早く届くうえに相手の都合でいつでも読むことができるメールが最適です。
ちなみに、タイミングよく名刺交換した相手に仕事を依頼したいときは、メールではなく電話をしましょう。そのほうがコミュニケーションがとれますし、話がスムーズに進みますからね。
フォローは次の日でないとダメ?
できれば、日を開けない方がいいです。
日が経つにつれて忘れられてしまいますから。
特に初対面の人の「顔」や「名前」は、忘れられる前に覚えてもらうのも大変ですから、次の日には連絡したほうがいいです。
さすがに前日に名刺交換した人を忘れる人はいないですからね。
どういった内容のメールを送ればいいか?
次の日に連絡する内容としては、次のような内容でいいと思います。
- まずは、前日のお礼を伝える
- 名刺交換したときの話題についての感想
- 今後も良い関係を続けたいという願い
簡潔に短い文章でまとめましょう。長い文章を書く必要はないです。長いと読んでもらえない可能性が高いので。
印象に残っているハガキの話
私の体験談なのですが、名刺交換した数日後に、メールでフォローしてくる人が多いなか、手書きのハガキで連絡をくれた人がいました。しかも、顔写真入りです。
事務所のポストから郵便物を出そうとしたら、その一番上に見たことがある人の笑顔の写真があってビックリしたのですが、これは結構いいアイデアですね。
手書きということで誠意が伝わりますし、写真があるので顔も思い出せますし、何よりインパクトがあるから存在を忘れません。
おそらく、普段から顔写真入りのハガキを大量に作っておいて、名刺交換したら手書きでハガキを送るというのを習慣にしているのでしょうね。
私が所属する支部の人に、このハガキの話をしたら、意外とこうしたハガキで名刺交換後のフォローをしてくる人はいるそうです。仲間の行政書士も受け取ったことがあると言っていました。
私が受け取ったのは、その人だけでしたが、今も覚えているということは相当印象が強かったのだと思います。
名刺交換以降、定期的にメールを送る
名刺交換の次の日に、感謝のメールを送って終わりでは、それでも意味がないですよね。
定期的に連絡を取るようにしましょう。
その場合も、仕事の紹介であれば電話の方がいいですが、そうでないのならメールで十分です。頻度としては、月1、2回程度がいいのではないかと思います。メールの回数が多すぎると、嫌われる可能性もありますから。
私のところにも、月に1、2回程度メールを送ってくる人がいますが、そのくらいの回数なら、ほとんど気になりません。送る方も、そのくらいのペースなら負担にならないと思います。
メールに書く内容
メールに書く内容としては、ニュースレター的なものでもいいですし、セミナーやイベントの案内でもいいと思います。
それほど長い文章を送る必要はありません。むしろ 長い文章だと読んでもらえない可能性があるので短めの内容でいいと思います。
注意点としては「仕事が欲しい!」という気持ちを全面に出したような営業メールを送るのはやめましょう。仕事のアピールばっかりしていると、受け取った方としては嫌な感じがしますからね。
あくまで、メインは他の話題にして、自分の仕事のことは少し触れる程度でいいと思います。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。