【行政書士開業】成約をするのに必要なことは?【自信を持つ】

行政書士開業
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今回は、行政書士の「成約」に関する記事です。

成約をするのに必要なことは?

という疑問について、開業した経験から答えます。

成約率を上げるにはには、様々なことが影響します。
この記事では、そのひとつについて解説します。

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成約をするのに必要なことは?

「自信を持つ」ということです。

  • 自分の取扱業務についての説明
  • 提供できるサービスについての説明

これらの説明を自信をもってできないと、お客さんを不安にさせてしまい成約の可能性が下がります。

特に、行政書士の資格で独立開業して経験の浅い人の中には、自信を持って説明できない人が多くいます。そんな態度では、お客さんは安心して依頼ができないので注意です。

相談はされるのに、なかなか成約できないという人も多いと思いますが、そういった人の中には、お客さんに不安を与えてしまって成約率を下げている人も少なくないと思います。

考えてみてください。自分の一生を左右するかもしれない手続きをお願いするのに、行政書士が「たぶん」とか「おそらく」という言葉を連発して、自信なさげに業務の説明をしていたらどう思いますか?

きっと、不安でその行政書士に依頼はしないと思います。

自信がなくても自信があるように説明をする

依頼人は、その行政書士に、どの程度の知識や経験があるのかは分かりませんし、たとえそれが分かっても、他の行政書士と比較してその知識や経験が高いか低いかも分かりません。

なので、面談の際の行政書士の態度は、仕事をお願いするかの重要な判断材料になります。多少自信がなくても、自信があるように見せることが大切です。

自信を持つだけで成約できるのか?

「自信を持つ」というのは、成約率をあげるひとつの要因であって、それだけでは成約率はあがっていきません。

先ほど言ったように、取扱業務に関する知識やサービスの内容を分かりやすく説明することも必要です。なので、どうすれば分かりやすく説明できるのか、お客さんとの面談の前に考えておく必要があります。

説明が複雑になりそうなら書面にしたり、説明を裏付ける官公署などが公表している資料などがあると便利です。

報酬額の相場

ちなみに、それらのサービスに見合う「報酬額なのか?」これも重要なポイントとなります。定期的に見直して確認しておきましょう。

報酬額が、その地域の相場からかけ離れていたら、話だけ聞いて、他の安い事務所に行かれる可能性があります。

ただし、相場からかけ離れていなければ、サービス内容を理解してもらっている分、多少周辺よりも高くても依頼してくれる可能性は高いので、他の事務所より報酬額を低くする必要はありません。

ちなみに、お客さんが価格を理由として他の行政書士事務所に行ったとしても、報酬額を下げて競い合ってはダメです。価格を下げてもいいことはありません。

そういった価格で判断するようなお客さんは、今回の依頼が成約するしないに関わらず、リピーターになることはないです。

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行政書士歴が浅いと依頼はもらえない?

先ほど、自信のない説明をする人は、開業したばかりの行政書士に多いという話をしましたが、勘違いしないで欲しいのは、自信のない行政書士が成約できないのであって、行政書士歴が浅いことが問題ではありません。

行政書士歴が浅くても、自信を持って説明できれば成約することは可能です。

そもそもお客さんで、行政書士が独立開業何年目なのかを気にする人はほとんどいません。それよりも次のことのほうが重要です。

  • 自分の話をしっかりと聞いてくれるのか?
  • 悩みが解消できそうなのか?

こちらのほうが、お客さんにとっては重要です。つまり、行政書士として、しっかりと仕事ができるのかで判断されます。

ベテラン行政書士に負けるのでは?

通常は、経験がある行政書士に頼んだほうが安心なので、新人とベテランの行政書士がいた場合、ベテラン行政書士が選ばれます。

しかし、先ほど説明したように、一般の方にとって、行政書士の知識や経験の差は分かりづらいものです。

なので、経験が少ない新人行政書士でも、ビジネスマナーなどがしっかりとしていて、人柄がお客さんの好みであればベテラン行政書士よりも選ばれる可能性は高いです。

自信を持って説明できるようになるには?

行政書士として自信を持って説明するには、練習をすることも必要です。

家族や友人を前にして説明の練習をしてみましょう。説明が分かりづらい点や、不安に感じたことなどを言ってもらうと説明が上達していきます。

ちなみに、行政書士登録をすると、事務所のある地域の支部にも入会することになります。支部活動のひとつとして「無料相談会」を実施していると思います。

ぜひ参加しましょう。ベテランの行政書士も参加していると思いますので、困ったら助けてもらえますし、ベテラン行政書士の受け答えを見ているだけで勉強になります。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。