【行政書士開業】子育てをしながら行政書士として活躍できるのか?

行政書士開業
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今回は、行政書士の「開業」に関する記事です。

子育てをしながら行政書士として活躍できるのか?

という質問について答えます。

子育てをしながら仕事がしたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
参考になれば幸いです。

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子育てをしながら行政書士として活躍できるのか?

子育てをしながらでも行政書士として活躍することは可能です。

行政書士は業務範囲が広いですからね。時間に縛られない業務を探して、その業務をメインに活動をすれば無理なく依頼をこなしていけると思います。

おすすめの業務としては「内容証明」があります。

内容証明は、許認可業務のように官公署が開いている時間に合わせなくても大丈夫なので、子育ての合間に仕事をすることも可能です。

知り合いの行政書士で子育てをしながら、内容証明を専門として行政書士を続けている人がいるのですが、電話とメールを活用すれば、依頼人との打合せも自宅にいながらできるそうです。

最近は、ネット申請も増えましたから、子育てをしながら、依頼をこなすことができる許認可業務も増えてきていると思います。

3人の子を育てている行政書士の話

私が所属している支部では、3人の子を育てながら活躍している行政書士もいます。先ほどの内容証明の行政書士とは別の方なのですが、とある許認可業務を専門に事務所を運営しています。

以前、子育てをしながら行政書士をしていて「何か困ることはないですか?」という質問をしたことがあるのですが、事務所が借りられないことが悩みだそうです。

自宅とは別に事務所を借りたいそうですが、子供が小さいので自宅兼事務所で行政書士業をやらざるおえないそうです。

ちなみに、官公署の時間に合わせる必要がある許認可業務を選んだのは、そのほうが稼ぐことができるからだそうです。官公署に行く際は、子供を預けたりと大変なんだとか。

仕事が忙しくなったらどうする?

行政書士は、一般的に自営業者(個人事業主)が多いです。

これは子育てに限った話ではないですが、そういった事務所で仕事が忙しくなったとき、つまり人手が必要になったときどうすればいいのか?

家族に手伝ってもらったり、行政書士仲間に協力をお願いすれば、大抵のことは何とかなります。人を雇ってもいいのですが、忙しいのが一時的だと、逆に人を雇うための手続きのほうが大変になってしまいます。

私の場合は、所属している支部の仲間でライングループを作っていて、忙しくてひとりではどうにもならないときに手伝ってくれる人をラインで募集しています。かなり便利です。

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行政書士は専業主婦からの社会復帰に最適な資格

専業主婦からの社会復帰として「行政書士」が選ばれることもあります。

通常、子育てとはいえブランクがあると、再就職をするのが大変なことがあります。

しかし、行政書士になれば、雇用されるのではなく、自分で独立開業することになるので、少なくとも再就職で悩むことはありません。他の業種と比較すると、開業するための費用が安い点も魅力です。

行政書士は性別や年齢に関係なく活躍することができるので、そういった点でも専業主婦からの社会復帰に最適な資格と言えます。

ちなみに、行政書士の開業資金は「50万円」程度で足りる人も少なくないです。内訳は、行政書士登録で20万〜30万円で、その他は事務所の備品や事務用品などです。

机や椅子、パソコン、プリンター、自動車などは、開業前から持っている物を使いまわすことができるので、特に新しく購入する必要もありません。

子育て中に行政書士の資格を取得する

社会復帰に行政書士として独立開業するのであれば、子育て中に行政書士の資格を取得する必要があります。

行政書士試験は、法律系国家資格の登竜門と言われていて、合格率が毎年10%前後の難関資格ですが、間違った勉強法をしなければ、法律を初めて勉強する人でも独学での合格が狙える資格です。

なので、子育てをしながら勉強をすることが可能です。子育て後の社会復帰を考えている人におすすめの資格です。

ちなみに、一部ネットでは「行政書士試験は簡単」と書かれていることがありますが、そういった情報は鵜呑みにしないようにしましょう。

簡単なのは、他の法律系国家資格である弁護士や司法書士などの試験と比較したときの話で、比較しなければ十分に難しい試験です。ある程度の期間をかけて、真剣に勉強に取り組まないと合格することはできませんので注意です。

自宅兼事務所でも稼げるのか?

行政書士は「自宅」でも開業することが可能です。

行政書士の資格で開業する人の中には「自宅兼事務所では稼げないのでは?」という不安を持っている人もいるようです。

その点について開業した経験から言うと「人による」です。

自宅兼事務所でも影響の少ない業務を選んだり、努力や工夫をしたりすることで、自宅兼事務所でも十分に稼ぐことは可能です。

私の知っている人だと、もう20年以上も行政書士を続けていて、建設業許可で多くの顧客を抱えて成功している先生がいますが、その先生も自宅兼事務所です。特に必要性を感じないらしく、これからも自宅とは別に事務所を借りる気がないそうです。

こんな感じで、成功している行政書士も珍しくありません。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。