女性も行政書士として活躍できるのか?男女の差はあるのか?

行政書士開業
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今回は、行政書士の「仕事」に関する記事です。

女性も行政書士として活躍できるのか?

という質問について解説します。

女性だからという理由で、行政書士の資格での開業を悩んでいる方はぜひ読んでみてください。現在の行政書士業界についてお話します。

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女性も行政書士として活躍できるのか?

最近は、どの業界でも女性の活躍が目立つようになってきました。行政書士業も例外ではなく、女性の行政書士が多く誕生し活躍しています。

「士業」というと男性のイメージを持つ方が多いと思いますが、ひと昔前と比べると女性行政書士の数は驚くほど増えています。

行政書士の業務に性別は関係ないですからね。主な仕事は書類作成なので、男性のように腕力や体力が必要ということもありません。

なので、近年、女性で活躍している行政書士は非常に多い印象です。私が所属している支部にもここ5年くらいで女性がかなり増えてきました。

女性行政書士の役員就任

ひと昔前は、支部の定時総会で地域の行政書士が集まっても、男性ばかりでほとんど女性がいない状態でしたが、近年の定時総会では女性行政書士が多く参加しています。

支部の役員にも女性の方が就任することが多くなりました。あと5年か10年もしたら「士業=男性が多い」というイメージはなくなるかもしれませんね。

ちなみに、この支部の役員を決める際にも、男女の差はありません。役員としてふさわしい者が男女関係なく選ばれています。

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女性であることが仕事上マイナスになることは?

行政書士として活動するのに年齢も性別も関係ないので、基本的に「女性だから」という理由で仕事上マイナスになることはありません。

男女の差があるとすれば、依頼人が男性行政書士と女性行政書士のどちらに依頼したいか決めるときくらいではないでしょうか。

行政書士の業務の中には、離婚問題に関するものもあります。離婚の相談にくる女性は、同性である女性行政書士のほうが話しやすいという方が多くいます。

こういったとき以外は、行政書士の業務をするうえで男女の差はありませんので、性別は気にする必要がないでしょうね。

性別によって報酬に差があるのか?

報酬についても、もちろん男女の差はありません。

基本的に行政書士の業務は、男性行政書士が受けても女性行政書士が受けても、やることは一緒ですから、それに伴う報酬も性別を理由に差があるわけないですよね。

報酬に差がでるとしたら、あくまで行政書士個人の能力の問題です。

法律知識や経験が豊富な行政書士なら多少報酬額を高く設定しても依頼はきますし、何らかの付加価値があるような行政書士事務所なら、相場より高い報酬額でも依頼したい人は多いと思います。

ちなみに、行政書士業界は、一般の会社であるような女性だから昇給や出世しずらいというようなマイナス的なことはありませんので安心してください。

女性ならでは視点を活かす

行政書士は、男性にくらべて女性はまだまだ少ないので、女性ならではの視点をアピールして営業すれば利益につながります。

女性ならではの視点というと次のようなものがあります。

  • 親切
  • 気配り
  • 丁寧
  • 話しやすさ

どれも依頼人にとっては、相談しやすい行政書士の特徴です。事務所のある地域に女性行政書士が少ないようであれば、これらは事務所の差別化になりますので活かすことをおすすめします。

私が所属する支部には、このような感じで成功した女性行政書士もいます。

その先生は、開業した当初、地域のライバルを調べて次のことが分かったそうです。

  • 女性の行政書士が少ない
  • 離婚問題を扱っている事務所がない

なので、開業当初は「離婚問題専門の女性行政書士」だということをアピールしたそうです。その結果、問い合わせが増えただけでなく、同じ支部の行政書士や他士業の先生からの紹介も増え、行政書士事務所の経営を軌道に乗せることができたそうです。

現在は、離婚問題だけでなく、入管業務など他の行政書士業務も取り扱っていますが、行政書士業のスタートとしては理想的ではないかと思います。

女性行政書士でも稼げるのか?

ここまで、女性行政書士でも活躍できる話や男女の差はないという話をしてきましたが、実際、女性行政書士でも稼げるのか?

私のまわりでは、稼いでいる女性行政書士は多いです。

どのくらいの金額を稼げば「稼いでる」となるかは、人によって違うとは思いますが、少なくとも行政書士の資格だけで生活ができていて、なおかつ好きな車に乗ったり、旅行に行ったり、趣味にお金を使ったりと私生活が充実している感じです。

ちなみに、私の所属している行政書士会の支部で、一番稼いでいると噂されているのは女性の行政書士です。私は、その先生とも仲良くさせてもらっているのですが、噂ではなく本当のことだと思います。

しかも、一時的に年収が多いとかではなく、もう何十年も高年収が続いている感じです。詳しくは書けませんが、それを裏付けるような情報がいくつもあり、私が所属する支部では誰もが知るところとなっています。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。