今回は、行政書士の「服装」に関する記事です。
行政書士で成功するための服装とは?
という質問について答えます。
行政書士の資格で開業した際、どういった服装で活動をするかを悩む方も少なくないと思います。この記事を読めば、行政書士としてどんな服装で仕事をするべきかが分かります。参考になれば幸いです。
行政書士で成功するための服装とは?
次のような服装です。
- 男性はスーツにネクタイ
- 女性はオフィスカジュアル
スーツは濃紺の落ち着いたデザインのものを選びましょう。行政書士として成功するには、どんな人に対しても悪い印象を与えない「濃紺のスーツ」がおすすめです。
そもそも世間での行政書士のイメージは、スーツを着て胸に金のバッジですからね。そのイメージ通りの服装が間違いなく無難です。実際に、濃紺のスーツにネクタイといった服装で活動している行政書士は多くいます。
カジュアルな服装だと・・・
服装を気にしないお客さんもいますが、気にするお客さんもいます。中には、カジュアルな服装の行政書士を見て「軽く見られている」「この人で大丈夫か?」などと悪い印象を持つ人もいます。
お客さんからすれば、自分の一生を左右するかもしれない手続きを、行政書士にお願いしようとしているわけですからね。そのように思われても仕方がないところはあります。
どんな服装で仕事をすればいいのか悩んでいる方は「無難な服装」が一番です。成功をしたいなら男性はスーツにネクタイ、女性はオフィスカジュアルです。
行政書士はいつでもスーツ?
そういった行政書士もいますが、次のような時だけスーツを着ている行政書士が多いと思います。
- お客さんに会うとき
- 行政書士会の集まりに参加するとき
- 研修や勉強会に参加するとき
私もこんな感じで仕事をしています。
普段は動きやすいラフな格好で書類作成などの仕事をして、上記のような場合だけ濃紺のスーツにネクタイ、金バッジという服装に着替えています。
ちなみに、事務所にはいつでも着替えられるようにスーツやネクタイ、革靴などが一式が準備してあります。アポなしで突然訪問してきた人以外は、スーツで会うことが可能です。
行政書士はカジュアルな服装で仕事をしてはダメなのか?
おすすめというだけで、カジュアルな服装で仕事をするのがダメという訳ではありません。お客さんに会うときでも、行政書士会の研修や集まりでも、好きな服装で仕事をすることは可能です。
そもそも個人事業主で行政書士をやっているのであるなら、どんな服装で仕事をしようと、誰からも注意されないし、される筋合いもありませんからね。
実際に、行政書士会が実施している研修や集まりに、カジュアルな服装で参加する行政書士もいます。割合で言うと、全体の1割にも満たないくらいですが。
カジュアルな服装で仕事をするデメリット
どうしてもカジュアルな服装で仕事をしたいという行政書士の方は、次のようなデメリットがあることを知っておきましょう。
それは、紹介が減るということです。
カジュアルな服装で行政書士会の集まりなどに参加していると、見た人によっては「マナーがない」「常識がない」と思われることがあります。常識がないと思った人に、お客さんを紹介する人はいませんから、仕事が減ってくる可能性があります。
スーツの行政書士が優先して紹介される話
カジュアルな服装の行政書士に、仕事を紹介できなかった経験は私にもあります。
私が取り扱っていない業務についてお客さんから相談を受けたので、その業務を専門にしている他の行政書士への紹介をすることにしました。
そこで、私は行政書士会の研修で知り合った先生への紹介を考えていました。その先生は、専門分野の知識が豊富で、人柄も申し分ない方でした。
ただ、その先生は基本的にビジネスカジュアルでスーツ姿を見たことがありません。お客さんの性格を考えると、そうした服装が受け入れられるか心配だったので、結局のところ他の行政書士へ紹介することにしました。
私自身はカジュアルな服装で仕事をしている行政書士を何とも思っていませんが、紹介するお客さんがどう思うかを考えると、カジュアルな服装で仕事をしている行政書士にお客さんは紹介しにくいです。普段からスーツを着ている行政書士を優先して紹介してしまいます。
「紹介」も、ただ紹介して終わりではなく、紹介した方にも責任がありますからね。お客さんから後々「どうして、あんな人を紹介した」と言われたくはありません。他の行政書士から、お客さんを紹介して欲しいと考えているなら、服装はスーツにすることをおすすめします。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。