行政書士業でチラシのポスティングは効果ある?

行政書士開業
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今回は、行政書士が配る「チラシ」に関する記事です。

行政書士業でチラシのポスティングは効果ある?

という質問について答えます。

この記事に興味を持たれた方は「少しでも依頼を増やしたい」「収入を安定させたい」とういう方だと思います。そうした方の参考になれば幸いです。

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行政書士業でチラシのポスティングは効果ある?

チラシのポスティングで集客ができれば嬉しいところですが、実際は効果が期待できないことが多くあります。

取扱業務にもよりますが、行政書士が必要になるときって突然のことが多いからです。

例えば、私が専門にしてる「相続業務」などでは、被相続人が亡くなったときに相続が開始されるので、そのタイミングで行政書士が必要になります。

相続が開始されたタイミングを狙ってチラシのポスティングをするのは無理なので、チラシの効果があまり期待できないことになります。

チラシのポスティングで成功している行政書士もいる

とはいえ、集客効果が期待できないチラシのポスティングですが、この方法で成功している行政書士もいます。

私が所属している行政書士会の支部にもチラシで稼いでいる先生がいて、いつだったか、どういったチラシの配り方をしているのか聞いたことがありました。

答えは、ある程度の部数を、ある程度の期間、継続してポスティングするというものでした。1回や2回チラシを配ったくらいでは集客効果は低いそうで、一定期間配布することで問い合わせが増えていくそうです。

配布している地域はそれほど広くなく、チラシの配布を業者に依頼している地域もあれば、自らがチラシをポスティングして歩くということも行っているそうです。ちなみに歩く理由は経費削減と健康のためだそうです。

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チラシをポスティングするうえで大切なことは?

先ほど、ご紹介した支部の行政書士も言っていましたが、チラシをポスティングするうえで大切なことは「効果を分析して改良していく」ことだそうです。

チラシは、デザインや文章次第で効果が変わってきます。

なので、チラシをポスティングしたら、

  • どのくらいの費用がかかったのか?
  • どのくらいの問い合わせがあったのか?
  • どのくらいの売上になったのか?

など、チラシの効果を集計して分析していきましょう。同じ物をただ繰り返してポスティングするのはもったいないです。効果のあったチラシのデザインや文章をもとに、改良を繰り返していけば、コスパのいい営業ツールが出来上がります。

ライバルのチラシを保存する

すでに自分の事務所がある地域で、同じ取扱業務の行政書士がチラシを配布していたら、捨てないで保存しておきましょう。私は、そういったチラシをクリアポケットに入れて保存しています。

ライバルがどんなチラシを作っているのかは、自分がチラシのデザインや文章を決める際にとても参考になりますからね。ライバルが作ったチラシの見にくい部分を自分のチラシでは見やすくしたり、同じ色の紙を避けたりと。

ちなみに、チラシとはいえ、ライバルのチラシのデザインや文章をそのまま使うのはダメです。ライバルの行政書士に迷惑をかけるほか、印象も悪いので絶対にやめましょう。

チラシを作る人が違えば効果は変わる

同じ業務のチラシでも、作る人が違えば効果は変わります。

以前、所属している支部で「〇〇の地域にチラシを配ったけど効果がなかった」と嘆いていた行政書士がいました。その話を聞いて、同じ業務を取り扱っている多くの行政書士がチラシをポスティングしても意味がないと思っていました。

しかし、その話を知らない新人行政書士が、同じ地域で同じ業務のチラシをポスティングしたところ、反響が大きかったそうです。

とりあえず、やってみることが大切

結局のところ、チラシは、自分で作って配ってみないと効果は分かりません。

様々なことがチラシの効果に影響しますからね。

先ほどのデザインや文章のほかにも、行政書士の顔写真、性別、経歴、雰囲気、事務所の立地、料金などなど、受け取った人が何に引かれるかは分かりません。なので、とりあえず、やってみることが大切です。

人の話や噂を鵜呑みにしたりして、最初から諦めてやらないで納得するのでは、稼げるチャンスを無駄にしているのでもったいないです。これまで、自分でやってこなかった人は、とりあえずチラシのポスティングをやってみることをおすすめします。

繰り返しになりますが、ある程度の部数を、ある程度の期間、継続してポスティングすることが大切ですのでお忘れなく。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。