行政書士がセミナーに参加するメリットとは？

開業すると「セミナー」に関する情報がどこかから入ってきませんか？

例えば次のようなところからです。

私の場合は、同期の行政書士から誘われて参加したのが最初でした。

今回は、行政書士が参加する「セミナー」に関する記事です。

行政書士がセミナーに参加するメリットとは？

という質問について、私がセミナーに参加した経験をもとに解説します。

セミナーに参加するかどうか悩んでいる方向けの記事です。
参考になれば幸いです。

それは、人脈を広げられることです。

開業する人で、最初から人脈を持っているという方は少ないと思います。

なので、開業して間もない行政書士は、業務をしていくうえで必要な士業の人脈を増やしていきたいと思っているはずです。

特に「相続業務」をメインに行政書士業を営む予定の人は、行政書士の資格だけでは依頼が完遂できません。他士業の協力は必ず必要になります。

セミナーは、目的によって様々なものがあります。他士業の人脈を増やしたいなら、士業向けのセミナーがおすすめです。

参加するセミナーによって差はありますが、士業向けのセミナーに参加すれば、次のような方々と知り合うことができます。

積極的に名刺交換をして、自分の業務に必要な資格を持った人と知り合っていきましょう。

人と話をするのが、あまり得意でない人もいると思いますが、名刺交換後にその日のセミナーの内容について話をすれば、話のネタには困らないはずです。セミナーの場合、下手な集まりに参加するより会話に困らないという特徴もあります。

私の知り合いの行政書士は、開業して間もない頃に参加した、とある業務のセミナーで、現在も提携している弁護士と知り合ったそうです。

その弁護士の先生も開業して間もなかったそうで、互いにお客さんを紹介しあう良い関係を築くことができたそうです。

セミナーに参加するか悩んでいる方は、一度どんなものか参加してみることをおすすめします。

所属している支部をとおして、他士業の先生と知り合うこともありますが、そういったものとは少し違った感じで知り合うのも良い経験になると思います。

ネットで探すことができます。
「行政書士　セミナー　地域名」で検索するといろいろ検索結果に並びます。

地域によっては数が少ないかもしれませんので「地域名」の部分を参加可能な地域まで拡大して探してみると見つかる場合もあります。

いろいろなセミナーを紹介しているサイトがありますので、まずは参加可能な地域で開催されるセミナーを探して申し込んでみましょう。

参加するセミナーは、内容に興味のもてる士業向けのセミナーが無難だと思います。地元の士業だけなく、隣接する市区町村の士業とも知り合えるのも魅力です。

セミナーで広げた人脈を維持するには？

セミナーで知り合った人と、定期的に連絡をとりましょう。
そうすることで、定期的に思い出してもらえます。

できれば「会う」のが理想ですが、なかなかそうもいかないので、電話やメール、最近ではラインなどの方法でもいいと思います。

セミナーで知り合ったのに、その後連絡をなかなか取らなかったために、疎遠になってしまうケースは多いです。

私も過去にたくさんいました。中にはセミナ－会場で意気投合して一緒に飲みに行った人もいたのですが、その後、忙しくなって連絡できずに・・・。時間が経つと互いに連絡が取りづらくなるので、結局はそれっきりです。

そんな私が言うのもどうかと思いますが、せっかく知り合ったのですから、関係を維持する努力をすることをおすすめします。

これはありますよね。たしかに、相手のことを考えると用事のない連絡はしづらいですよね。会社の同僚や友達などは違った関係ですからね。

なので、まず最初は、知り合った次の日にお礼のメールを送りましょう。あまり難しく考えずに、昨日のお礼を書いたメールです。

相手も昨日のことなら、記憶が新しいのですぐに思い出してもらえます。おそらく昨日渡した名刺を確認してくれるはずです。

そして、そのメールの文章に、昨日話した内容で興味深った点なども書きましょう。相手が返信しやすいのでおすすめです。

そこから話題が広がり、メールのやり取りが続く可能性もあります。

何もしなければ、どんどんと連絡が取りづらくなるだけですからね。
ぜひ、この方法を試してみましょう。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。