【行政書士開業】業務ソフトは購入したほうがいいのか?

行政書士開業
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今回は、行政書士の「業務ソフト」についての記事です。

業務ソフトは購入したほうがいいのか?

という質問について解説します。

開業にあたって、行政書士の業務ソフトの購入を検討している方は、ぜひ読んでみてください。本当に買った方がいいものなのかの判断ができると思います。

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【行政書士開業】業務ソフトは購入したほうがいいのか?

行政書士向けに、許認可などの業務を効率的に行うための業務ソフトがいろいろとされています。

開業するにあたって、そういった業務ソフトの購入を悩む方も少なくないと思います。

専門家としてやっていく以上、少しでも仕事の効率を上げたいですからね。

購入は必要性を確認してから

開業後に、どのくらいその業務ソフトを使うかは分かりませんよね。

なので、まずは業務ソフトを使わない状態で、どのくらいの依頼がくるのかをしっかりと把握してから購入するのがおすすめです。

そうしないと、せっかく業務ソフトを購入したのに、ほとんど使わない状態になることもありえますからね。

商品にもよりますが、専門家が使用する業務ソフトは基本的に高額です。開業資金に余裕があるなら別ですが、そうでないからお金を使うことには慎重になるべきです。

無理して業務ソフトを揃えて、その後に資金がなくなって廃業するのは辛すぎます。収入が安定してからでも遅くないので、しっかりと状況を見てから判断しましょう。

業務ソフトがないと仕事ができない?

種類にもよりますが、業務ソフトがなくても行政書士の仕事はできます。

業務ソフトの販売ページなどを読むと、必ずあったほうがいいようなことが書かれていることがありますが、そうでない場合もあります。

あくまで行政書士業務の効率を上げるもので、業務ソフトを使わなくても手書きで対応可能なものもあります。効率は下がりますが時間があれば可能です。

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業務ソフトを購入したほうが良い場合は?

その業務ソフトがあったほうが、明らかにメリットがある場合です。

業務ソフトがあることによって「集客できる」「売上が期待できる」といったことがハッキリとしているなら、すぐに購入するべきです。

お金がかかるからと購入を先延ばしにしていては、いつまでたっても行政書士という仕事で食べていけるようになりませんからね。

そういったときは、多少無理してでも購入しましょう。

業務ソフトが必要か正しく判断するには?

一番確実なのは、同じ業務をやっている先輩行政書士に相談することです。

取扱業務が同じであれば、その業務ソフトについても知っている可能性が高いです。同じものを使っているなら、具体的なメリットも聞けますし、使いにくい点なども教えてくれるはずです。

ちなみに私は、開業して間もない頃に、購入をすごく悩んだ業務ソフトがありました。

たまたま、その時期に支部活動に参加する機会があり、先輩行政書士に相談したところ「購入しないほうがいい」というアドバイスをもらいました。

購入しないほうがいい理由にも納得したので、結局はその業務ソフトは購入しませんでしたが、かなりの金額だったので危ないところでした。

開業資金に余裕があるなら?

開業資金に余裕があると、今回の記事のテーマである「業務ソフト」などを購入してしまいがちです。

しかし、本当に必要な業務ソフトを購入するのは別として、開業資金に余裕があるなら「営業活動」に使うのがおすすめです。

お客さんが来るかどうか分からない業務ソフトにお金を使うより、まずは、そのお客さんを集めるためにお金を使いましょう。

そのほうが、軌道に乗るのが早いです。

営業活動でお金を無駄にしないために

営業を行ったら必ず記録を残しておきましょう。

たまに、チラシやセミナーなどの営業活動をおこなったのに、何も記録せず反響を喜んでる行政書士がいますが、それではもったいないです。

少なくとも次のことは記録しておきましょう。

  • 使った金額
  • 営業活動の期間
  • 問い合わせのあった件数
  • 成約に結びついた件数
  • 報酬の額

こうしたデータは、次の営業活動の際に使えます。
繰り返してデータが蓄積されれば、効率よく集客することが可能です。

話が少しそれてしまいましたが、その昔、高額な業務ソフトを購入した知り合いの行政書士がいまして、その先生が懇親会のときに「営業のために使えばよかった~」と後悔していたのを思い出したもので。

後悔しないように、購入はしっかりと調べてからにしましょう。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。