人見知りな性格は行政書士に向かない?【依頼を得るために必要なこと】

行政書士開業
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今回は、行政書士の「性格」に関する記事です。

  • 人見知りな性格は行政書士に向かない?
  • 人見知りの行政書士が依頼を得るために必要なこととは?

という質問について解説します。

人見知りが不安で、行政書士開業に踏み切れない人向けの記事です。
参考になれば幸いです。

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人見知りな性格は行政書士に向かない?

行政書士は仕事で多くの人と関わります。
なので、人見知りだと、行政書士に向かないような感じがしますよね。

しかし、そうとは言い切れません。
必ずしも、人見知りな性格がマイナスにはなりません。

好みは人それぞれ

どういった行政書士を気に入るかは人それぞれです。

社交的な行政書士が必ずしも、お客さんから気に入られるわけではありませんからね。お客さんの中には、口が上手が行政書士より、物静かな行政書士を好む人もいます。

また、人見知りで上手くコミュニケーションがとれなくても、お客さんの話をしっかりと聞いて解決してくれる行政書士は好まれます。

次の章では、人見知りの行政書士が、依頼を獲得するためにはどうすればいいのか?という点を具体的に解説していきます。

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人見知りの行政書士が依頼を得るために必要なこととは?

どんなに人見知りでも、次の点には気をつけましょう。

  • しっかりと話を聞く
  • できる限り専門用語は使わない
  • 不安な態度はとらない

順番に説明します。

しっかりと話を聞く

先ほどの繰り返しになりますが、行政書士にとって、お客さんの話をしっかりと聞くことは、とても重要です。

  • 何を望んでいるのか?
  • 何を不安に感じているのか?

これらを把握できないと、行政書士として仕事ができません。しっかりと話を聞いて、望んでいるとおりの手続きをして、不安を感じているなら、それを解消してあげなければなりません。

人見知りで多少コミュニケーションがとれなくても、しっかりと話を聞いてくれる行政書士は選ばれます。

できる限り専門用語は使わない

お客さんとコミュニケーションをとるのにあたって、できる限り「専門用語」は使わないようにしましょう。専門用語を使いまくる行政書士は嫌われます。

おそらく専門用語を使っても、お客さんはいちいち意味を質問してこないと思います。それは理解しているから質問してこないのではなく、話を遮るのが悪くて質問しづらいだけです。

結局のところ、お客さんは話をあまり理解できていません。こうした場合、後々お客さんとトラブルになる可能性が高いので注意です。

ちなみに、こうした行政書士でも問題なく依頼を完遂できる場合があります。しかし、お客さんは満足していないので、困っている知り合いがいても、その行政書士を絶対に紹介はしません。

不安な態度はとらない

いくら人見知りでも、お客さんの前で「不安な態度」をとるのはやめましょう。

理由は、お客さんを不安にさせるからです。誰でも、分からないことを専門家に聞いたときに、不安そうな態度をとられたら逆に不安ですよね。

しかも、行政書士が取り扱うのは、人の一生を左右するほど重要なことの場合も多いです。

そういった重要なことを任せるのに、行政書士が不安な態度では、たとえその後の手続きが順調だったとしても安心できませんよね。

人見知りな性格は治らない?

ここまで、人見知りな性格でも行政書士としてやっていけるという話をしましたが、中には人見知りな性格を治したいという人もいると思います。

人見知りな性格は治らないのか?

治る場合もあります。
一番効果的なのは「慣れる」ことです。

人見知りでも、多くの人と接するうちに慣れてきます。

行政書士の場合、次のような場所で人と接することができます。

  • 行政書士会の支部活動
  • 研修会・勉強会
  • 異業種交流会

こうした場所に積極的に参加して、できるだけ多くの人と会話をしてみましょう。コツは「相手からの評価を気にしない」ということです。

相手からの評価を気にしはじめたら人見知りが暴走します。なので、そういったことを考えずに会話を続けることだけに集中しましょう。

「行政書士」という共通点があるので、まったく知らない人と話すよりハードルは低いと思います。共通の知り合いも多いですし、会話も実務に関することをネタにすれば話題は尽きません。

とはいっても、初対面の人に話しかけること自体が苦手という人がほとんどだと思いますので、話しかける人数を徐々に増やしていくのがおすすめです。

少しずつでも人数を増やしていけば、その数だけ自信に繋がります。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。