今回は、行政書士の「営業」に関する記事です。
- 行政書士で開業して、お客さんを紹介してもらうには?
- 行政書士にお客さんを紹介してくれる可能性の高い人は?
という質問について解説します。
紹介客を増やしたいと思っている方はぜひ読んでみてください。
【行政書士開業】お客さんを紹介してもらうには?
次のことが必要です。
- 集まりに参加する・人脈を広げる
- 紹介されやすいようにする
- ビジネスマナーを身につける
順番に説明します。
集まりに参加する・人脈を広げる
とにかく人に会うことが大切です。
人脈が広くなるほど、お客さんを紹介してくれる人が増えるからです。
人が集まる場所には積極的に参加するようにしましょう。
例えば、次のような場所です。
- 行政書士会の集まり
- 異業種交流会
- 懇親会
- 新年会・忘年会
- 研修会・勉強会
- 自治会・町内会
- 地域のイベント
仕事をするのにあたって、人脈は広いに越したことはありません。
ちなみに、一度や二度会ったくらいでは、お客さんを紹介してくれるような関係にはなりませんので、何度も会って仲良くなることが必要です。
何度も集まりに参加して、良い関係を築きましょう。
紹介されやすいようにする
行政書士として、紹介されやすいようにすることも大切です。
- 専業で行政書士をしている
- 事務所を自宅とは別にかまえている
こうした行政書士は、紹介する方にとって紹介しやすいです。
ビジネスマナーを身につける
紹介する行政書士には、ビジネスマナーも求められます。
ビジネスマナーを身につけましょう。
ビジネスマナーも身についてない行政書士を紹介しては、紹介した方がお客さんから文句を言われる可能性もあります。
ビジネスマナーがあるかないかは、普段からまわりに見られているので注意です。
ちなみに、ビジネスマナーについては、詳しく書かれた本を一冊読んでみるのがおすすめです。自分では身についていると思っていても、実はできていないケースもよくあります。確認の意味でも読んでみましょう。
行政書士にお客さんを紹介してくれる可能性の高い人は?
取扱業務の違う行政書士や他士業の先生です。
行政書士は事務所によって取扱業務が違います。
取扱業務が違えば、互いにお客さんを紹介し合うことができます。
他士業の場合も同じです。
取扱業務が違えば、互いにお客さんを紹介し合うことができます。
ちなみに「相続業務」に関しては、行政書士のほか、弁護士、司法書士、税理士も取り扱っていることが多いので、その場合は互いに紹介し合うことはありません。
行政書士として何ができるのか?
取扱業務の違う行政書士にしても、他士業の先生にしても、自分が行政書士として「何ができるのか」を普段からアピールして覚えておいてもらう必要があります。
それが分からないと、紹介できないですからね。
どの業務を専門に行政書士をやっているのかは「名刺」にもしっかり記載しておきましょう。
紹介は一方通行ではダメ!
お客さんを紹介してもらう場合は、いつも紹介してもらうばかりではなく、相手に対してこちらからもお客さんを紹介する必要があります。
相手から紹介してもらうばかりの一方通行では、相手は不満に思うので、すぐにその関係は終わります。
互いにお客さんを紹介し合う関係がベストです。
意外なところからお客さんを紹介してもらうこともある
行政書士として開業をすると、次のようなことをしますよね。
- ホームページの作成
- 名刺・封筒の作成
- 仕事で使う車の整備
これらは、自分でやったり、ネットで安くやることも可能です。
しかし、これらを地元の会社に依頼すると、その会社のお得意さんになり「紹介」に繋がることがあります。特に個人事業主の会社に多いですが、仕事をもらったことに恩を感じて、お客さんを紹介してくれることがあります。
自分でやっていた車のオイル交換を、近所の自動車整備工場に出すようにしたら、そこの社員と仲良くなり、相続で困っているお客さんを紹介してくれたなんて話もあります。
何でもかんでも、自分でやるのが正解ではないんですよね。自分で何でもやってしまうタイプの人は、一度自分でやらないで他に頼んでみるといいかもしれません。
見返りを求めすぎないように
とはいえ、上記のようなケースで、見返りを求めすぎるのは良くないです。
あくまで、普段、自分でやっていることを他に頼んで「時間を節約した」と考えたほうがいいかもしれません。
実際に、上記のような作業を外部に依頼すると時間が作れます。空いた時間に営業活動や事務処理にあてれば、業務の効率が良くなります。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。