【行政書士開業】勤務時間と休日の決め方【夜間・土日祝日営業】

行政書士開業
記事内にプロモーションを含む場合があります

今回は、行政書士の「勤務時間」と「休日」の決め方についての記事です。

  • 行政書士の勤務時間は何時から何時までなのか?
  • 行政書士の休日はいつなのか?
  • 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みは休みなのか?

という疑問について、開業した経験から答えます。

この記事を読めば、行政書士の資格で開業するにあたって、勤務時間や休日をどのように決めたらいいのかが分かると思います。

記事の後半では、「夜間営業」や「土日祝日営業」での差別化についての解説もします。

スポンサーリンク

行政書士の勤務時間

「9時から17時」を勤務時間としている行政書士事務所が多いです。
事務所によって多少違いがあります。

なぜ、この時間を勤務時間とする事務所が多いのか?

それは、行政書士が許認可等の申請で行くことが多い「官公署」の時間に合わせているからです。

私の運営する行政書士事務所も、9時から17時までを勤務時間としています。

行政書士に残業はあるのか?

事務所の規模によるかもしれませんが、基本的に残業はありません。

少なくとも個人で運営している行政書士事務所で、連日のように残業しているような話は聞きません。

残業があるとしたら、次のような場合です。

  • 顧客の都合
  • 依頼が重なる

両方とも私にも経験がありますが、これは仕方がないところです。

顧客に「夜にしか会えない」と言われれば、仕事が欲しいわけですから断れないですよね。また、依頼がくるタイミングは調整できませんから、多少無理をして残業してでも対応します。

ちなみに、会社に勤めていた頃の残業は「苦痛」でしかありませんでしたが、行政書士になってからの残業に苦痛は感じません。むしろ忙しいのが嬉しく感じます。

行政書士は激務なのか?

たまに、こうした質問をされることがあります。
私は、行政書士になってから激務だと感じたことがあまりないです。

とはいえ、これは、やり方しだいですかね。
大変な状態が続くようなら、人を雇うこともできますからね。

そのあたりを、うまく調整すれば激務を回避することができます。

ちなみに、私が激務になるのは依頼が重なったときです。
どうにもならないほど大変なときは、行政書士仲間を頼ります。

普段から行政書士会の支部活動などに積極的に参加して、気の合う仲間を増やしていると、こうした時にとても助かります。もちろん、逆に頼られれば協力は惜しみません。

行政書士の休日

「土日祝日」を休日と定めている行政書士事務所が多いです。

理由は、勤務時間と同じで「官公署」に合わせているためです。

結局のところ、官公署が閉まっている時間に行政書士事務所を開けておいても、訪問も問い合わせもできませんから。

それなら、営業時間や休日を合わせておいたほうが、仕事がしやすいですよね。

ちなみに、年末年始やゴールデンウイーク、お盆休みなども、官公署に合わせている行政書士事務所が多いです。私も合わせています。

行政書士の勤務時間や休日は決めた方がいいのか?

決めておくのがおすすめです。

仕事を頑張るのはいいですが、休むことも必要ですからね。

しっかりと勤務時間や休日を決めて、同業者や顧客、提携している他士業などに周知しておけば、気が休まる時間を作れます。

勤務時間や休日を決めてないと困ること

気が休まる時間がないので仕事に疲れますよ。

たまに、新人の方で「軌道に乗るまでは休みなし」という方がいますがいますが、行政書士の仕事は神経を使うものが多いですからね。

気が張った状態が続けば、ミスの原因になることも。
休みは絶対に必要です。

ちなみに、勤務時間や休日は、周知されるまでに時間がかかります。また、途中から決めても、それまでの習慣が抜けない人がいて勤務時間外に連絡してきます。

なので、早い段階から決めて周知させておく必要があります。

行政書士の「夜間営業」と「土日祝日営業」で差別化

勤務時間や休日を、他の事務所と変えることによって「差別化」を図っている行政書士事務所もあります。

例えば、「夜間営業」や「土日祝日営業」などです。

夜間営業は、平日に仕事が忙しくて夜の時間しか空いていないような人には助かりますよね。土日祝日営業も、それで助かる人は多いと思います。

実際に夜間営業や土日祝日営業で、成功している行政書士もいます。大変だとは思いますが、ライバルが減るので売り上げは期待できます。

開業して間もない頃は仕事が仕事が少ないですから、そういった時期に夜間営業や土日祝日営業などの差別化で収入を安定させて、軌道に乗ってきたら通常の勤務時間や休日に戻すという方法も一つの手かもしれません。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。