ニートから脱却するために、行政書士の資格取得を目指している方もいると思います。
今回は、行政書士を目指す「ニート」に関する記事です。
- ニートから行政書士になれるのか?
- 独立開業して活躍できるのか?
という疑問について、開業した経験から解説します。
ニートから行政書士になれるのか?
ニートから行政書士になることは十分に可能です。
理由としては、次のとおり。
- 受験資格がない
- 独立開業しやすい
順番に説明します。
受験資格がない
行政書士試験には、受験資格がなく、年齢や性別、国籍などに関係なく、誰でも受験することが可能です。
また、職歴も関係なく受験できるので、現在、社会人でもニート(無職)でも関係なく受験することができます。
行政書士試験は合格率が毎年10%ほどの難関試験です。
働きながらの合格に限界を感じて、仕事を辞めて受験する人も珍しくありません。
ニートだからといって受験をためらう必要は一切ありません。
独立開業しやすい
行政書士は独立開業型の資格と言われています。
比較的少ない費用で独立開業することができます。
開業するのにあたって、実務経験も要件とはされていません。
独立開業しやすい資格と言えます。
試験に合格して、各都道府県の行政書士会に登録すれば、行政書士として活動して、お金を稼ぐことができます。
行政書士の資格を就職のために取得することはおすすめできませんが、独立開業を目的として取得するなら最適な資格です。
ニートから行政書士試験合格は可能なのか?
行政書士試験は、法律系国家資格の登竜門と言われています。
法律を初めて学ぶ人でも、十分に合格することが可能と言われています。
ニートだからといって、行政書士試験に合格できない理由はありません。
合格するために必要なことは次のとおり。
- 正しい勉強法
- 勉強の習慣化
- 学習スケジュール
順番に説明します。
正しい勉強法
行政書士試験は、間違った勉強法では合格できないと言われています。
なので、正しい勉強法を行う必要があります。
ネット検索すると、このブログのように行政書士試験合格者が、たくさん情報を発信しています。そういったものを読んで、正しい勉強法を知りましょう。
面倒だという方は、費用はかかりますが、資格の予備校を利用するといった方法もあります。
資格の予備校は、何十年にもわたって行政書士試験を研究しているので、正しい勉強法はもちろん、様々なノウハウを持っていて便利です。
勉強の習慣化
行政書士試験は、範囲が広く内容も複雑です。
なので、毎日コツコツ勉強するのが理想です。
1日5分〜10分でもいいので、毎日勉強する習慣をつけましょう。
勉強する時間が豊富だと、ダラダラ勉強する原因にもなってしまうので、そういった意味でも勉強する時間を決めて習慣化するのは大切です。
学習スケジュール
行政書士試験の勉強は、長期間になります。
なので、学習スケジュールをしっかりと立てて取り組む必要があります。
- どの科目をいつまでに終わらせるのか?
- 過去問をやるペースは?
- 記述式の練習を開始する時期は?
こうしたことを曖昧に勉強を進めていると、試験日に勉強が間に合わないなんてことになるので注意です。勉強不足で合格できるほど行政書士試験は甘くありません。
行政書士試験を受験するにあたってニートが有利な点
それは、勉強時間を確保しやすいという点です。
行政書士の資格取得に必要な勉強時間は「600時間〜1,000時間」と言われています。
働きながらの受験だと、この時間を確保するのが大変ですが、ニートなら好きなだけ勉強時間を確保することができます。
やり方しだいでは、働いている人よりも早い期間で合格することもできます。
行政書士試験の難易度
他の士業と比較すると難易度は低いですが、先ほども言ったとおり毎年の合格率が10%の難関試験です。100人受験すれば、90人が不合格になります。
半年から1年くらいの時間をかけて、しっかりと勉強して挑む必要があります。
行政書士試験が難しいということは広く知られていますので、合格すれば周りからの評価が変わります。人生逆転も可能です。
ニートから行政書士になって開業後に活躍できるのか?
その人の努力と工夫しだいです。
ニートだったからと言って、活躍できない理由はありません。
行政書士として開業すると、学歴も性別も年齢も関係なくなります。
すべての人が同じスタートラインに立つような感じです。
- ニートから行政書士になった人
- 一部上場企業をやめて行政書士になった人
どちらの行政書士の知り合いもいますが、行政書士になる前を気にする人は私のまわりにはいません。大切なのは、その行政書士の人柄や仕事内容です。
ちなみに、どちらの行政書士も専業で現在も活躍されています。
仕事内容に興味がもてるか?
最後に、行政書士の仕事内容に興味がなければ、行政書士にならないほうがいいです。結局はやめてしまいますからね。
自分が本当にやりたい仕事でないと、ストレスで長続きしません。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。