【行政書士開業】異業種交流会で人脈は作れる?【探し方と注意点】

行政書士開業
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行政書士として開業をすると「異業種交流会」に誘われることがあります。

異業種交流会とは、その名のとおり他の業種の方と交流する会で、業種に関係なく知り合いを増やせるというメリットがあります。私も開業して間もない頃に、よく参加していました。

  • 行政書士が異業種交流会で人脈を作ることができるのか?
  • 異業種交流会の探し方や参加する際の注意点は?

今回は、こうした疑問について解説します。
参加を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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異業種交流会で行政書士が人脈を作ることができるのか?

うまく利用すれば、長く付き合える人脈を作ることができます。

異業種交流会は、どのように探せばいいのか?

インターネットで検索することで探すことができます。
最近では、異業種交流会を紹介しているサイトも充実しています。

「行政書士 異業種交流会」で検索してみましょう。
参加するかは別として、どんなものがあるか見てみるのがおすすめです。

参加する際は「参加条件がある異業種交流会」もあるので注意しましょう。

行政書士の仲間に聞いてみる

付き合いのある行政書士に異業種交流会について相談すると、意外と参加している人が多いので紹介してくれる可能性があります。

行政書士をやっていると、同業者や提携している他士業から誘われて参加することがありますからね。異業種交流会に参加した経験のある方なら教えてくれると思います。

私も初めて参加した異業種交流会は、同期の行政書士の紹介でした。
地域を限定したもので、参加者の職種に制限がないものでした。

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士業のみが参加する「士業交流会」交流会

行政書士が人脈を広げたいなら、士業のみが参加する「士業交流会」がおすすめです。

参加条件は士業なので、行政書士のほか、弁護士、司法書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、税理士、弁理士、海事代理士、公認会計士などの士業と知り合うことができます。

最初のうちは、こういったものに参加するのがおすすめです。

特に行政書士として相続業務をするなら、弁護士、司法書士、税理士の知り合いは最低限作っておきたいところですよね。

ほとんどの場合、行政書士の資格だけでは相続手続きのすべてを行うことは不可能ですからね。知り合っておいて損はないです。

行政書士が異業種交流会で失敗しないためには?

  • 主催者が誰なのか?
  • 参加者の条件は?

最低限、この2つは申し込む前にしっかりと調べておきましょう。

主催者によっては「参加者に商品を売りたいだけ」の場合もありますし、参加者の条件によっては参加しても期待できない場合もあります。

何も考えないで参加しても、人脈は作れませんからね。
時間と参加費の無駄になるので注意です。

参加人数を確認する

主催者や参加者だけでなく、参加する人数の確認も忘れないようにしましょう。

あまり人数が多いものだと、全員と名刺交換もできないですし、一人一人とゆっくり話もできない場合があるので注意です。

私はこれで失敗したことがあります。

人数が多いと、他の人とも会話をしたくて、互いに会話を早く切り上げようとしている感じがあるんですよね。形式上の名刺交換だけでは、距離が縮まりませんよね。

結局その異業種交流会で知り合った人で、現在も付き合いのある人は一人もいません。

自分には何ができるかを明確にする

これは、すごく大事です。

異業種交流会では「自分に利益のある人と知り合いたい」という目的を持っている人がほとん
どです。なので、自分に何ができるかを明確にする必要があります。

「行政書士」というだけではダメです。

行政書士の業務範囲は広いですからね。相続や入管、建設業許可など、どの業務を専門としているかのアピールは必須です。

それと、顔と名前を覚えてもらうために、顔写真入りの名刺がおすすめです。

異業種交流会での人脈を維持するには?

定期的に連絡をとるようにしましょう。
異業種交流会で名刺交換して少し話しただけでは、すぐに忘れられてしまいますからね。

異業種交流会の、次の日に連絡すると効果的です。
確実に覚えていますから。

連絡は、電話でもメールでも連絡しやすい方法で。
内容は、先日のお礼でいいと思います。

定期的に連絡をとるようにして、互いに仕事を紹介し合える関係になればベストです。

いろいろな異業種交流会に参加してみる

回数を重ねると、どういった異業種交流会が自分に合っているかが分かるようになります。

なので、数回参加して「上手くいかなかった…」と諦めるのではなく、いろいろな異業種交流会に参加するのがおすすめです。

ちなみに、開業して間もない頃は、先輩行政書士から紹介してもらって参加したほうが安全です。「ひよこ狩り」といって、新人行政書士からお金をとるだけの酷い人たちもいますので。

今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。