行政書士の資格で開業する際の不安の一つに、自分の事務所が軌道に乗るまでの「生活費」の問題があります。
行政書士として独立を考えている方にとって、大きな不安要素だと思います。
今回は、行政書士事務所が軌道に乗るまでの生活費の工面についてお話します。
行政書士事務所を開業予定の方向けの記事です。
参考になれば幸いです。
行政書士事務所が軌道に乗るまでの生活費の工面について
まずは開業するのにあたって、必要な初期投資を計算しましょう。
開業資金は、行政書士事務所が軌道に乗るまでの生活費に大きく影響するので、開業前にしっかりと計画を立てておく必要があります。
- 行政書士登録費用
- 事務所の賃貸料
- 事務所の設備、備品
- 広告宣伝費
など、すべての費用をリストアップします。この段階で、資金調達の方法も考えておきます。
場合によっては、自己資金に加え、融資の利用も検討します。
生活費が確保できない場合は?
開業資金を計算した上で、行政書士事務所が軌道に乗るまでの生活費が確保できるようなら問題はないですが、確保できない場合には 工面する方法を考える必要があります。
次の2つの方法を検討しましょう。
- アルバイト等をしながら行政書士業を営む
- 行政書士業を副業としてスタートさせる
詳しく説明します。
アルバイト等をしながら行政書士業を営む
事務所が軌道に乗るまでの間、パートやアルバイトをして生活費を稼ぐ方法があります。
体力的に大変だと思いますが、実際にアルバイトをしながら行政書士業を続けているという方は珍しくありません。
私の知っている新人行政書士も、早朝にアルバイトをしながら頑張っています。
ただ注意しなければいけないのは、アルバイトは行政書士業に影響しないものを選ぶという点です。
アルバイトの勤務時間もそうですが、行政書士のイメージを悪くするようなアルバイトは避けるべきです。
行政書士業を副業としてスタートさせる
開業前に、すでに事務所が軌道に乗るまでの生活費が確保できないと分かっている場合は、副業として行政書士業をスタートさせるのがおすすめです。
独立開業を目指すにしても、最初からフルタイムで事務所を運営するにはリスクがありますからね。
可能であれば、現在の職を続けながら、副業として行政書士事務所を運営する方法を選びましょう。
収入源が確保できるので、焦ることなく行政書士業の収入を増やしていくことができます。
事務所の経営を早く軌道に乗せるには?
次のことがポイントになります。
- 人脈の拡大と活用
- マーケティング戦略
効果が出るまでに時間がかかるので早めに取り掛かるのがおすすめです。順番に説明します。
人脈の拡大と活用
行政書士業界では、同業者である行政書士や、他士業の弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士などの人脈が成功のカギを握ります。
行政書士は業務範囲が広いため、行政書士間で自分の専門外のお客さんを紹介し合うことが多いですし、他士業もまた同じように紹介し合い、互いのビジネスをサポートすることが多くあります。
積極的に人脈を広げ活用することで、より早く行政書士事務所の経営を軌道に乗せることができます。
マーケティング戦略
開業したばかりの行政書士事務所は、その存在が知られていません。
新しい事務所を多くの人に知ってもらうためには、しっかりとしたマーケティングが必要です。
まずは、ホームページやブログ、SNSなどを活用して少しずつ宣伝していきましょう。
地域によっては、広告やキャンペーンを実施することも大切です。
生活費の見直し
最後に、生活費そのものを見直すことも重要です。
固定費を削減するためには、比較的金額が高い住居にかかる費用や通信費の見直しなどが効果的です。
食事を自炊にしたり、無駄遣いを減らしたりすることも、一時的に生活費を抑えるので有効です。
支部活動への参加
所属する行政書士会の支部にもよりますが、支部活動が活発に行われているようでしたら積極的に参加するのがおすすめです。
積極的に活動している支部は、無料相談会などを実施していて、お客さんからはお金を取りませんが、支部から報酬を設定しているところもあります。
1回の収入はそれほど多くないですが、積極的に参加することで、年間で考えると結構な金額になります。生活費の足しになりますので、できる限り参加しましょう。
まとめ
今回は、行政書士事務所が軌道に乗るまでの生活費の工面についてお話しました。
行政書士事務所を軌道に乗せるまでの道のりは簡単ではありません。
しかし、計画的に開業資金など準備し、一歩ずつ進むことで、必ず成功へと近づくことができます。
営業やマーケティングを行いながらの生活費の工面は大変だとは思いますが、多くの行政書士が同じ経験をして乗り越えています。ぜひ頑張ってみてください。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

