行政書士として開業するには、国家試験に合格して、登録をして、結構長い道のりになります。なので、開業した時には何とも言えない達成感があり、今後行政書士として活躍していくことに対しての期待が膨らみます。
しかし、その一方で、開業して間もない頃は苦労することも少なくありません。
今回は「行政書士で開業して間もないころの苦労」について、行政書士の資格で開業した経験から解説したいと思います。新人行政書士の多くが体験するだろう問題についてお伝えできればと思います。
行政書士での開業を考えている方向けの記事です。
参考になれば幸いです。
行政書士で開業して間もないころの苦労
次のような点で苦労すると思います。
- 仕事がない
- 依頼が来るまで時間がかかる
- 実務経験がない
- 責任を負うプレッシャー
- 開業資金が減る焦り
順番に説明します。
仕事がない
開業前から広い人脈を持っていれば別ですが、開業して間もない頃は、多くの行政書士が「仕事がない」ことについて苦労すると思います。
場合によっては、依頼が全く来ないということも珍しくありません。
今の時代、資格の名前だけではお客さんは来ませんからね。
特に何の計画もなしに行政書士の資格で開業した方は、まずここで現実を思い知ることになると思います。
依頼が来るまで時間がかかる
開業して間もない頃は、ホームページを開設したり、いろいろな集まりに参加したりと様々な活動をすると思いますが、実際に依頼が来るまでは時間がかかります。
多くの人と知り合って名刺を配ったとしても、すぐにはその人と信頼関係を築くことができないからです。
仕事のない期間は、多くの行政書士が経験することですが、長引けば長引くほど不安や焦りが募り、行政書士で開業した自分の選択を疑いたくなります。
この時期の孤独感から、せっかく行政書士として開業したのに、すぐに廃業を選んでしまう方もいます。
実務経験がない
行政書士は試験に合格するための知識が、実務であまり役に立たないため、開業後に実務の勉強が必要になります。
どの分野の業務も奥が深く、お客さんにサービスとして提供できるようになるまでは時間がかかります。
なので、開業して間もない頃は、知識が少ない業務について不安を感じることになります。
たとえ知識があっても経験が乏しいため、お客さんからの具体的な相談に対して、自信を持って応じられないことが多くストレスも蓄積されていきます。
責任を負うプレッシャー
行政書士として依頼を受け活動するようになると、仕事に対してのプレッシャーを常に感じるようになります。
依頼を受けた案件について、行政書士は全責任を負う立場になりますからね。
会社員の頃に感じるプレッシャーとは別のものになりますので、重圧の大きさに驚かれる方もいると思います。
「行政書士として失敗できない」という気持ちがあるため、こうしたプレッシャーには、なかなか慣れることができません。
開業資金が減る焦り
この「開業資金が減る焦り」というのが、意外なほどに精神的な負担となります。
開業資金をある程度捻出して開業したものの、思うように仕事の依頼が入らず、収入がない状態が続くということは珍しくありません。
いろいろな集まりに参加して、名刺を配って、実務の勉強をするなど忙しい割に、通帳の残高はどんどん減っていきます。
実際に私も経験したことがありますが、不安と焦りから精神的にかなり追い詰められます。
乗り越えるためのヒント
ここまで、説明した行政書士で開業して間もないころの苦労は、誰もが経験するものです。
乗り越えるためのヒントとしては、これらの状況を冷静に受け止めて、しっかりと対策を練って少しずつでも前へ進むことです。
例えば、専門分野と関連のある団体へ接触してみたり、自らが集まりを開催して積極的に人脈を広げていったりといった感じです。
そうすることで、周りの状況が変化していくはずです。
小さな成功を繰り返す
がむしゃらに頑張って、成果が出ないと心が折れてしまいます。
なので、小さな目標を作って、小さな成功体験を繰り返していくのがおすすめです。
そうしているうちに、行政書士としての自信もついてきますので、お客さんに与える印象も変わってきます。
良い印象を与えることができれば、信頼関係につながっていくことになりますので、仕事も次第に軌道に乗って来ます。
まとめ
今回は「行政書士で開業して間もないころの苦労」について、行政書士の資格で開業した経験をもとに解説しました。
開業して間もない頃は、不安や焦り、孤独感、ストレスなどを感じることが多くあり、厳しい時期だと思います。
しかし、成功している多くの行政書士が同じ経験をしており、それを乗り越えることによって現在の地位を築いています。
必ずチャンスは巡ってきますので、諦めないことが大切です。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。