行政書士の業務は幅広く、取り扱う書類は「1万種類以上」とも言われていますが、単発での業務が多く、収入が不安定になるのではという不安を持っている方も多くいます。
しかし、行政書士の業務も工夫次第では、継続的に収入を得ることが可能です。
今回は「行政書士は、継続業務がなくても食べていける?」という質問について解説していきます。どのようにすれば仕事の依頼を定期的に受任できるのかをご紹介します。
行政書士に興味のある方向けの記事です。
参考になれば幸いです。
行政書士は「継続業務」がなくても食べていける?
もちろん継続業務がなくても行政書士の資格で食べていけます。実際に私は10年近く行政書士で食べていますからね。
単発業務の多い行政書士の資格で食べていくには、次の点が重要になります。
- 知り合った人との関係を継続させる
- 行政書士としての専門性を高める
- 行政書士としてセミナーを開催する
- 様々な業種の人と繋がりを持つ
順番に説明します。
知り合った人との関係を継続させる
行政書士として継続的に依頼を得るためには「人脈」が重要です。開業前から人脈があるのが理想ではありますが、人脈がないとしても開業後の人脈を大切にしていけば問題ありません。
開業後に知り合った人との関係を継続させ、繋がりを途切れさせないようにしましょう。
特に、一度依頼をしてくれたお客さんとの関係構築は重要です。その依頼が単発的な業務だったとしても、その後もしっかりと関係を継続させていれば、再び依頼をしてくれる可能性がありますから。
そういった関係性のある人を増やしていけば、単発業務の依頼しかこないとしても、依頼が途切れることはありません。
定期的に連絡をとる
一度依頼をしてくれたお客さんとは、定期的に連絡をとるように努力しましょう。お客さんの迷惑にならない範囲で、コミュニケーションをとる必要があります。
例えば、前回の依頼後に何か問題が起こっていないかの確認をしたり、年賀状や暑中見舞い、ニュースレターを送ったりするような感じです。
定期的に連絡をして、行政書士である自分の存在を覚えてもらえば、次に何らかの問題が発生し、必要性を感じたときに思い出して連絡をしてもらえます。
この「思い出してもらえる存在」になることが、次の依頼を得るためには何よりも大切なので、工夫して頑張ってみてください。
行政書士としての専門性を高める
継続して依頼を得るためには、行政書士としての専門性を高めることも大切です。取扱業務を特定のものに絞り、その分野での知識や経験なら誰にも負けないというレベルを目指します。
そうすることで、事務所のある地域での信用が口コミなどで広がり、継続的に依頼が来るようになります。
例えば「遺言・相続業務」に特化した行政書士事務所として、その地域で知られることで、単発業務である相続手続きの依頼も継続的に受任することができるようになります。
大切なのは「この行政書士に依頼をすれば間違いない」と思ってくれる人を、1人でも多く増やすことです。
行政書士としてセミナーを開催する
継続的に依頼を得るために、行政書士としてセミナーを開催するなどの方法もあります。
実際に、セミナーを開催することで、集客に成功している行政書士も珍しくはありません。私のまわりでも、そういった行政書士はいます。
講師として、専門分野に関連するセミナーを開催すれば、セミナーに参加した方は大きな信頼を得ることができます。
信頼が得られれば、自然と依頼も増えてくるので、単発業務だとしても依頼は途切れることがなくなります。
様々な業種の人と繋がりを持つ
行政書士として開業すると、弁護士や司法書士、税理士、社会保険労務士などの他士業の専門家のほか、不動産会社など様々な業種の人と知り合う機会がありますので、積極的に交流していきましょう。
そうすることで、互いに仕事を紹介し合うなど良い関係を築いていくことができます。
取扱業務によっては、知り合う機会が少ない場合もあるので、そういった人は異業種交流会やセミナーなどに参加して、異なる業種の人たちと交流するようにしましょう。
自分と相性の良い人と知り合うことができれば、長く付き合うことができます。紹介により依頼が来る可能性も高くなります。
まとめ
今回は「行政書士は、継続業務がなくても食べていける?」という質問について解説しました。
行政書士の業務は単発の業務が多いものの、工夫次第では継続的に依頼が来る状態にすることもできます。
次のような点を意識して、安定した仕事を得られるように努力しましょう。
- 知り合った人との関係を継続させる
- 行政書士としての専門性を高める
- 行政書士としてセミナーを開催する
- 様々な業種の人と繋がりを持つ
最初はなかなか結果が出ないかもしれませんが、それでも続けていると徐々に状況は変わってきます。焦らないでコツコツと頑張ることが大切です。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

