行政書士事務所のホームページには「顔写真」を掲載したほうがいい？

行政書士としてお客さんから依頼を得るためには、お客さんに安心感を与えることが非常に重要です。

特に初めて行政書士事務所を利用する人にとっては、行政書士がどんな人なのか分かりません。なので、どういった感じの行政書士なんだろうか？本当に信頼できる行政書士なんだろうか？と言った感じで不安を抱えがちです。

今回は「行政書士事務所のホームページには、顔写真を掲載したほうがいいのか？」という質問について解説します。

ホームページに顔写真を掲載することは、先ほどのような不安を抱えたお客さんに対し安心感を与え、なおかつ、あなた自身の信頼性を高める一つの効果的な手段として推奨されます。

ホームページの顔写真が持つ安心感について

行政書士事務所のホームページに顔写真を掲載することで、お客さんは依頼する行政書士がどんな人なのか知ることができます。

テキストやイラストなどを使って、どんなに丁寧にホームページを作ったとしても、顔写真を掲載しているホームページにはかないません。

仕事をお願いしようと思っている行政書士の顔写真は、その表情や雰囲気を通じて、安心感や親近感を感じてもらいやすくなりますからね。

お客さんが、この行政書士に任せても大丈夫かという判断に、この顔写真を見た時の印象も大きく影響することになります。

これまで行政書士を利用したことがない人の中には、顔を見たことない人への相談や依頼に抵抗のある人もいます。

「怖そうな人だったらどうしよう」「頼りなさそうな人だったらどうしよう」というように、実際に行政書士に会うまで常に不安がつきまといます。

ホームページに顔写真を掲載することは、そういった人にとって安心して依頼ができる要素の一つになります。

小さなことだと思う方もいるかもしれませんが、初めての依頼を決断するのは、意外なほどに大変なことです。心理的障壁を減少させる効果のあることは何でもやるべきです。

ちなみに、ただホームページに顔写真を掲載すればいいというわけではありません。顔写真は、行政書士として印象の良いものを掲載する必要があります。

理想としては、安心感やプロフェッショナルな印象を与えられるものがいいと思います。スーツに行政書士バッジを付けるなど適切な服装で、表情も無表情ではなく「明るい表情」を浮かべた写真がおすすめです。

そういった写真は信頼性を高める一助になります。また、写真の鮮明さや背景にも配慮しましょう。

せっかく服装や表情が良くても、写りが悪かったり、背景に関係ないものが映っていたりしては、清潔感や信頼性を感じてもらいにくいですからね。

ホームページに顔写真を載せるにあたって「外見に自信がない」ということを理由に写真を載せない方がいますが、そういったことは気にする必要がないです。

本人が思っているほど、そういった外見を気にするお客さんはいないですし、仮に外見に自信がなくても、お客さんはホームページに顔写真が掲載されていることに対して好感を持ってくれます。

どんな外見であっても、仕事を依頼をする相手の顔を事前に見ることができるのは、お客さんにとっては安心できるポイントになります。

ちなみに先ほども言いましたが、ホームページに掲載する顔写真は「表情」が重要です。

明るい表情で写真を撮りましょう。

行政書士の知り合いがいるという方は別ですが、これまでの人生で行政書士と関わったことがないお客さんは多いです。

なので、行政書士に対して「堅い」とか「気難しい」というイメージを持っている方もいます。なので、顔写真から受ける印象が重要になりますので注意しましょう。

運転免許証のような、表情のない写真では怖いですからやめましょう。依頼をしたくてもためらってしまいます。

今回は「行政書士事務所のホームページには、顔写真を掲載したほうがいいのか？」という質問について解説しました。

行政書士事務所のホームページに行政書士の顔写真を載せることは、ただの「見た目」以上の価値を持っています。

たかが顔写真一枚と思う方もいるかもしれませんが、お客さんが抱く不安を和らげることで距離を縮め、信頼関係を育むキッカケとなる可能性を秘めています。

それにより、問い合わせや依頼の件数が大きく変わることも期待できます。現在、顔写真を掲載していない方は、ぜひ採用してみてください。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。