どんなに頑張って行政書士試験の勉強をしても、残念ながら不合格になる時はあります。
その場合、不合格の通知が送られてくるわけですが、受け取った時おそらく相当なショックを受け、自信を喪失していると思います。
今回は「行政書士試験に不合格になった人が合格するために必要なことは?」という質問について解説します。
私は3回目の受験で行政書士試験に合格しているので、2回不合格を経験しています。その時の経験もご紹介したいと思います。行政書士試験に不合格になった方向けの記事です。参考になれば幸いです。
行政書士試験に不合格になった人が合格するために必要なこと
次の3つのことが必要になります。
- 不合格を受け入れる
- 少しでも早く勉強を再開する
- 次の試験のモチベーションを高める
私が行政書士試験の不合格を経験した時、これらのことを実践して、次の行政書士試験に挑戦していました。効果のある方法だと思いますので、私と同じような状態になってしまった方は試してみてください。
順番に説明します。
不合格を受け入れる
まず最初に、不合格という結果を受け入れることが必要です。これを受け入れないと次に進むことができませんからね。
私にも経験がありますが、不合格通知をもらった時はとてもショックです。
合格するために 様々なことを犠牲にしてきましたので、それが全て無駄になったような気がして、かなり落ち込みました。
しかし、次の合格につなげるためには、不合格という事実を引きずるのではなく、受け入れて前向きに考えていくことが必要になります。
少しでも早く勉強を再開する
不合格という結果を受け入れて、未来に目を向けることができるようになったら、少しでも早く勉強を再開しましょう。
どれだけ早く勉強を再開したかによって、次の行政書士試験に合格できる可能性が変わってきます。理想は、気持ちの整理がついたらすぐです。
下手に時間を空けてしまうと色々と考えてしまいモチベーションが下がってしまいますからね。勉強の再開は、不合格になった試験の反省からスタートです。
何が原因で落ちたかが分かれば、次の試験に活かすことができますし、新しい戦略を立てた方が、勉強へのモチベーションも高くなります。
次の試験のモチベーションを高める
不合格通知を受け取った後では、次の試験へのモチベーションは低いと思いますので、何とかして高める必要があります。
モチベーションの高め方は人それぞれですが、私の場合は、合格後の自分の姿を想像することによってモチベーションを高めていました。
- 行政書士試験に合格したことを家族や友人に伝えた時の反応
- 開業後に行政書士として バリバリ働いている自分の姿
上記のような自分の姿を想像することができれば、現在の苦しい勉強の意味を見いだすことができます。
試験へのモチベーションを上げるポイントは、成功のビジョンを持つことです。なぜこんなにも辛い思いをしながらも勉強を続けているのか?目的を再確認してみてください。
どうしても行政書士試験の不合格を受け入れられない場合
頭では分かっているのに、どうしても行政書士試験の不合格を受け入れられない人は、少しの間何も考えずに休息を取りましょう。
行政書士試験に向けて頑張ってきた分だけ、落ちた時のダメージは大きいものです。私も2回目の試験に落ちた時がそんな感じでした。
休息を取るポイントとしては、何も考えずに自分の好きなことをやることです。そうしているうちに、自然と行政書士のことを思い出し、気持ちが回復に向かっていきます。
無理に行政書士のことを考えて、勉強を開始しても逆効果なので注意です。
教材は買いなおす
ちなみに、行政書士試験で使った教材は毎年買いなおしましょう。不合格になったとしの教材がもったいないからと、前年度の教材で勉強していては合格できるものもできないくなります。
行政書士試験で出題される法律は、毎年のように改正がありますし、試験の出題傾向も変わります。
前年度の教材が、そういった内容をカバーしているわけはありませんから、前年度の教材を使うと、変わった点を確認する作業が必要になります。
試験を受ける年度に出版された教材を使えば、そういった確認作業をする必要はなくなりますので、時間の節約のためにも新しい教材を購入しましょう。未来の自分への投資と考えれば安い買い物だと思えるはずです。
まとめ
今回は、行政書士試験で不合格になった方へ「合格するために必要なこと」について解説しました。
行政書士試験の不合格という結果は終わりではありません。試験に挑み続ける限り、それは単なる通過点です。
不合格という事実をいつまでも引きずらないで、受け入れましょう。少しでも早く勉強を再開してください。
成功した自分を思い描きながら勉強を進めれば、次第にモチベーションも回復します。努力が実を結ぶまで、決して諦めないで頑張ってください。
今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

