行政書士試験を10回以上受験している方におすすめの勉強方法

行政書士試験
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行政書士試験は、一部ネットで簡単と噂されることがありますが、実際は合格率10%前後の難関試験です。なので、その難易度の高さから多くの受験生が不合格になり、何度も挑戦を続けています。

しかし、10回以上も受験しているとなると、勉強方法の根本的な部分が間違っている可能性が高いです。

今回は「行政書士試験を10回以上受験している方におすすめの勉強方法」について解説します。

果たして何が問題なのか?どのように勉強方法を変えた方がいいのか?具体的なアプローチを考えていきます。参考になれば幸いです。

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行政書士試験を10回以上受験している方におすすめの勉強方法

行政書士試験を受験する回数が増えると、勉強をすることに「慣れ」が生まれてしまいます。いつも通りの勉強を続けていては、合格できないことがハッキリしています。合格するためには、新しいアプローチが必要です。

次のことを試してみることをおすすめします。

  • 過去問を何度も繰り返して解く
  • 模擬試験を受けて本試験の練習をする
  • 資格の予備校を利用する

順番に説明します。

過去問を何度も繰り返して解く

行政書士試験で最も重要なのは「過去問」です。過去問を解くことで、試験の出題形式や出題傾向、配点、ミスをしやすい点など試験に関する様々なことを知ることができます。

過去問を何度も繰り返しながら、そういった点を把握するのが重要です。何も考えずに、ただ問題を繰り返すのでは足りません。

また、過去問は正解の選択肢だけを理解するのではなく、残りの選択肢も何が間違いだったのか解説をしっかり読み理解を深めることが大切です。

ちなみに、過去問を2〜3回繰り返した程度で「予想問題」に手を出す人がいますが、過去問は少なくとも10回以上は繰り返すことをおすすめします。繰り返した回数に応じて、理解が深くなりますから。

模擬試験を受けて本試験の練習をする

次のような方は、模擬試験を受けて本試験の練習をすることをおすすめします。

  • 本試験で緊張してしまい実力が出せない
  • 本試験で問題を解く時間が足りない

せっかく頑張って勉強しても、本試験で緊張しすぎてしまい実力が出せないという人もいます。

そういった人は近くの予備校が実施している模擬試験などを受けて 本試験の環境に慣れることをおすすめします。何度か受験しているうちに本試験で緊張しなくなります。

また、本試験で時間が足りず、問題が最後まで解けないという人も、うまく時間配分ができるよになるために模擬試験を受けましょう。

どの科目にどのくらいの時間をかけていいのかが分かるようになります。時間配分は合否を分けるほどに重要なことなので、しっかりと対策するようにしましょう。

資格の予備校を利用する

行政書士試験に何度も不合格になってしまう方は、根本的に勉強のやり方が間違っている可能性があります。

こうした間違いは、本人が気がつくのが難しい場合もありますので、資格の予備校を利用するのがおすすめです。

資格の予備校では、何年も行政書士試験を研究し、合格者を輩出してきたノウハウがありますので、教えられた通りに勉強を進めれば、自然と間違っていた勉強方法は修正されるはずです。

また、行政書士試験合格という同じ目標を持った仲間と知り合うことができれば、他者の勉強方法を学ぶことができるので、自分では気づかなかった点に気がつく可能性もあります。モチベーションの維持にもつながるのでおすすめです。

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「また受ければいい」とは絶対に考えないようにする

行政書士試験を何度も受験していると、試験に落ちることに慣れてしまい「まだ受ければいい」と考えてしまうことがあります。

このように考えてしまうと、合格まであと少しのところで踏ん張りがきかず、チャンスを逃してしまうことがあります。

次のことを意識するようにしましょう。これらを意識するだけでも合格する可能性を高めることができます。

  • 合格するという強い意志を持つ
  • 目標をしっかりと立てる

順番に説明します。

合格するという強い意志を持つ

行政書士試験に合格するには、これが意外なほど重要だったりします。

合格するという強い意志を持つことで、試験間中のモチベーションも変わりますし、本試験でのあと一歩が届くようになります。

不合格に慣れてしまうと、合格するという強い意志は薄れていきますので注意です。

目標をしっかりと立てる

小さな目標でも、それを繰り返していると達成感を味わうことができます。この達成感を繰り返し味わうことで、継続的なやる気を引き出すことができます。

例えば、その日にやる予定の勉強の範囲などでも「ここまでやる」と目標を決めて勉強を開始し、予定通りに終わらせることができれば達成感でやる気が持続できます。

何の目標も決めず勉強を進めるよりは、絶対にいい方法なのでぜひ試して欲しいと思います。

まとめ

今回は「行政書士試験を10回以上受験している方におすすめの勉強方法」について解説しました。

行政書士試験に何度も挑戦している方は、試験に関する様々なことを理解していると思います。そういった知識を、合格のためにうまく生かしていければいいのですが、場合によっては、その知識が足を引っ張ることもあります。

今回ご紹介した方法を試して、間違った部分を改善していくよう努めてみてください。新たな視点で勉強を進めることができれば、合格に向けて一歩一歩着実に進むことができます。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。