行政書士の仕事が「つまらない」と感じたらどうすればいいのか?【対処法】

行政書士開業
記事内にプロモーションを含む場合があります

行政書士としての活動を始めると、開業前には想像もしていなかったようなことがいろいろと経験でき、刺激的な毎日になると思います。

私の周りでは、行政書士という仕事を心から楽しんで活動している方が多くいますが、残念ながら中には「仕事がつまらない」と感じながら活動しているような人もいます。

今回は「行政書士の仕事がつまらないと感じたらどうすればいいのか?」という質問について解説します。いくつか 対処法をご紹介したいと思います。

もし行政書士の仕事がつまらないと感じている方は読んでみてください。

スポンサーリンク

行政書士の仕事が「つまらない」と感じたらどうすればいいのか?

まずは、仕事がつまらないと感じる原因を明確にしましょう。

なぜ、行政書士の仕事がつまらないと感じるのか?その原因をゆっくりと考えてみることが必要です。

原因がはっきりすれば、対策も立てやすくなります。ポイントは、より具体的に理由を掘り下げて考えていくことです。

例えば、次のようなこともあります。

  • 人間関係に疲れてしまった
  • 実務のやり方がわからなくて不安
  • 仕事がなくて思うように稼げない
  • 頑張って仕事をしても利益が少ない
  • 家庭の事情で仕事に集中できない

どれも深みにはまると、仕事へのモチベーションが極端に下がるので、仕事がつまらなくなると思います。

対策について説明します。

人間関係に疲れてしまった

行政書士は、自営業(個人事業主)で開業する人が多くいます。なので、仕事をするにあたって、人間関係で悩むようなことは、あまりないように思いますよね。

しかし、意外と同業者である行政書士や他士業との交流することが多く、人間関係で悩むことが多くあります。

対策としては、行政書士会への参加を一時的にやめてみたり、取扱業務を変えてみたりする方法があります。そうすることで、人との付き合い方を変えることができます。

そういった変更は、個人事業主なら自由にできるわけですから、無理に関係を続ける必要はありません。

実務のやり方がわからなくて不安

開業して間もない頃は、実務のやり方が分からなくて不安という方も少なくないと思います。そのような不安は、モチベーションを下げてしまうので、仕事もつまらなくなってしまいます。

実務に対する不安は「実務に関する勉強をすること」と、実務で分からないことがあった時に頼れる「先輩行政書士と知り合うこと」で、不安は次第に解消されていきます。

所属する支部での活動に積極的に参加すれば、頼れる先輩行政書士はすぐに見つかると思います。

仕事がなくて思うように稼げない

開業前に営業経験がない人は、行政書士の資格で開業後、集客について悩むと思います。

集客ができないと、お金を稼ぐことができません。こうした状態が続くと、当然仕事もつまらなくなります。

こうした場合、営業やマーケティングの勉強をして、それを実践していくのが理想的ですが、とにかく仕事が欲しいという人は「一人でも多くの人に会うこと」をおすすめします。

行政書士の仕事は突発的に発生することが多いので、人脈を広げるほど依頼をもらえる可能性を高くできます。まずは、たくさんの人に会って自分のことを知ってもらいましょう。

頑張って仕事をしても利益が少ない

開業して間もない頃にありがちなのですが、頑張って仕事をしても、たいした利益にならないということがあります。

こうした場合は、まず報酬額を見直しましょう。周りの事務所の安値に影響されて、無駄に報酬額を下げているなんてことはないですか?

価格競争に参加しても、あまり良い結果は期待できません。なので、そんなことをするよりも、何かお客さんに付加価値を提供できないか考えてみましょう。

それが事務所の強みになり、他の事務所との差別化ができるので、多少報酬額を高く設定しても依頼が来るようになります。

家庭の事情で仕事に集中できない

行政書士の仕事がつまらない原因が、行政書士の仕事そのものではなく、家庭での何らかの事情による場合もあると思います。そうしたものに気を取られていると、仕事に集中できなくなりますからね。

その場合は、行政書士事務所を一時的に開店休業状態にして、家庭での問題を先に片付けてしまうという方法もあります。

仕事と家庭での問題を同時進行で片付けるよりも、片方ずつ集中して対応した方が、結果的に早く問題が解決する場合もあります。

スポンサーリンク

新しいスキルを身につけてみる

上記のような原因もないのに、行政書士の仕事がつまらないと感じているのであれば、新しいスキルを身につけるというのも一つの方法です。

行政書士という資格は、様々なスキルや資格と組み合わせて活用することができます。

行政書士としての基本業務に加え、何か自分が興味を持てるもので、なおかつ、お客さんのメリットにもなるようなことはないか考えてみましょう。

新しいスキルを身につけることができれば、自分の価値を高めることができるだけでなく、事務所としての強みを得ることにもなります。

より多様なサービスを提供することができれば、業務に対する見方も変わるはずです。

まとめ

今回は「行政書士の仕事がつまらないと感じたらどうすればいいのか?」という質問について解説しました。

つまらないと感じる原因は人それぞれ違いますが、原因さえ明確にできれば、自分自身で対応できることはたくさんあります。

何もしないでただ悩むのではなく、少しでもいいので何か行動を起こしましょう。その少しの行動によって、環境が少しでも変化すれば思いも変わってきます。

再び仕事にやりがいを感じるために、ぜひ頑張ってみてください。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。