行政書士で開業するにあたって実務講座を受けるべきか?

行政書士開業
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現在、行政書士としての開業を目指して、準備を頑張っているという方も多いと思います。しかし、そういった準備の中「実務経験がなくて開業しても大丈夫なのか」という不安を持っている方はいませんか?

行政書士は、実務経験なしで開業する人が多いため、こうした不安を持っている方は少なくないと思います。

今回は「行政書士で開業するにあたって実務講座を受けるべきか?」という質問について解説します。

実務講座のメリットやデメリットについて詳しく解説します。受講を検討する際の参考にしていただければと思います。

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行政書士の実務講座を受けるメリット

次のようなものがあります。

  • 実務の知識を習得できる
  • 人脈を広げることができる
  • 行政書士としての自信が向上する

順番に説明します。

実務の知識を習得できる

法律の知識などは、市販されている専門書を読めば手に入ります。

しかし、行政手続きや書類作成の方法など、実践的な実務に関する知識は、専門書で習得できないことが多くあります。なので、実務講座を受講することで、業務に必要なスキルを学びます。

実務講座によっては、お客さんとのコミュニケーション方法などを教えてくれるところもありますので、受講する際は「自分が欲しい知識が手に入るのか?」など、しっかりと調べてから申し込みを行うようにしましょう。

ちなみに、開業後に行政書士として初めて活動する際に、実務経験に関する知識があるのとないのでは、行動や考え方などが変わってきます。実務に関する知識があれば、より積極的に行動することができるので売上も期待できます。

人脈を広げることができる

行政書士の実務講座は、当然行政書士の資格で開業する予定の方が集まります。なので、同じ目的や悩みを持つ仲間を作ることができます。

何かわからないことがあった際に、互いに相談してアドバイスし合える関係になれれば大きな支えとなります。

また、講師との出会いも重要です。実務講座によっては、現役の行政書士が担当していることもありますので、今後その行政書士と交流することも期待できます。

行政書士としての自信が向上する

実務講座を受講すると、行政書士としての自信がつきます。受講するにあたって、メリットとして一番大きいのは、個人的にはこれではないかと思います。

行政書士となったものの、実務経験がないことから自信を持てない人がたくさんいます。

それが、実務講座を受け実務に関する知識を得たことで、専門家としての自信がつき、積極的に行動ができるようになります。

例えば、無料相談会などです。新人の行政書士は、実務に関する知識や経験がないことから、無料相談会に参加することに消極的です。しかし、新人とはいえ実務に関する知識があれば、積極的に無料相談会に参加すると思います。

当然ですがこれを繰り返していけば、他の新人行政書士との差がどんどん開いていきます。実務講座の受講は、行政書士として成長を早める効果も期待できます。

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行政書士の実務講座を受ける デメリット

次のようなことが考えられます。

  • 時間と費用がかかる
  • 質の悪い実務講座もある

順番に説明します。

時間と費用がかかる

当然ですが、行政書士の実務講座を受けるには費用がかかります。

どういった実務講座を受けるかによって差がありますが、数万円で受講できる講座もあれば、数十万円必要という受講料をとる講座もあります。

受講するにあたっては、その講座内容をしっかりと確認して、その費用を支払うだけの価値があるのか、しっかりと判断しましょう。

また、実務講座を受講するには時間もかかります。特に、働きながら開業を目指す方には、費用以上に負担になることだと思います。

質の悪い実務講座もある

行政書士の実務講座は、どれを受講しても同じというわけではありません。先ほども言いましたが、費用を支払うだけの価値のない実務講座も存在します。

実際に実務講座を受講してみないと分からない点も多いですが、できる限り申し込む前に評判や口コミなどを調べるようにしましょう。

また、誰が講師を務めるかも重要です。事前に調べて、どういった経歴がある人なのか確認しましょう。

まとめ

今回は「行政書士で開業するにあたって実務講座を受けるべきか?」という質問について解説しました。

行政書士の実務講座は、様々なメリットがある一方で、費用や時間などの面でデメリットもあります。

しかし、行政書士として活動するにあたって、実務に関する知識を学べるのは、とても貴重な経験であり、開業後の行政書士としての成長に大きく貢献することが期待されます。

自分の置かれている環境や予算、学びたい内容などを、しっかりと考慮した上で実務講座を受講するか慎重に判断するようにしましょう。

今回は、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。